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2012年5月31日木曜日

軽い便秘でした!


「でした!」

過去形なんですよね!

便秘の経歴を書いてしまうと胡散臭い話になりそうなので詳しくは書きません。

摂ってしまったナトリウムを排泄するカリウムを多く含んだ木耳と乾燥椎茸を摂るようになった直後からお通じが良くなってしまいました。

いったい何がお通じに良いのかわかりませんがサッパリ解りませんがとにかく調子良いんですよ!

ろ?

2012年5月30日水曜日

初めて気付いた異変


入院中の出来事ですがふと思い出したので・・・・。(汗


私自身が、異変は自覚できないだけでそばにいる人は私の異変を発見し続けてるかもしれないです。。。。。。(哀


思い出したのは携帯電話です。

急性期病棟でのことですが、起き上がれるようになり自力で車椅子を漕いで移動できるようになった頃に携帯電話を持ってきてもらいました。

ところがその携帯電話、使えないんですよ。

電波届いて無いわけではないですが・・・・。

電話帳で名前を選び発信の為に右側のボタンを押して耳に押し当てしばらく待つ・・・

プップップッが聞こえてこないので画面を見るといつの間にかに最初の画面に・・・

繋がらないので何度も掛けなおして右側のボタンを押してました。

呼び出し音が鳴るどころか電話を切った画面になる・・・不思議だ・・・

壊れてる?とか思いながらシゲシゲと眺めたのですが解らない。

使えない電話を持て余してる最中に意中の人から着信があってしめたと思い右側のボタンを押したとたんに切れてしまった。

「やっぱり壊れてるんだよこれ!!」

そう思いながらも諦めきれないのでその携帯は握ったままです・・・・。

思い返すと不思議な経験でした・・・・
今でもその携帯電話は大事に使ってます。


2012年5月29日火曜日

無理やり行う危険性

ペダル踏みの最中にふと思い立った事がありさっそくやってみました。

健側の足首の動きと同じように、いっぱい踏み込んだときは足首を伸ばしペダルが一番高い位置にきたら足首を曲げる。

ゆっくり回転させながら足首を意識し、伸ばすよう努力するわけです。
ゆっくり回転させながら足首を意識し、曲げるよう努力するわけです。

たったこれだけを腰掛たまま2分程度続けた後に立ち上がって移動したら、支持脚になった患側の足が変な反応したんですよ!

足裏を床に押し付けたまま足首を伸ばそうとする動きです。

後ろに引き倒されるような感覚には本当にびっくりしました。

まさかと思い日を変えて同じことをやったらやはり・・・同じ現象が・・。

足首の動きを引き出すためにやったのですが間違ってるようです。

以前こんなこと書いてました。

[踵が浮く]
私にとって表現が微妙で難しいのですが
ほんの少しだけ神経が通い始めた時期に…
その部位に無理な運動(適切ではない動作)を繰り返すと脳が間違ったタイミングで指令を出すようになる気がします。




通常は随意で動かせる足首が間違った動作を学習し間違った神経回路と間違ったタイミングで勝手に動くようになってしまう。

もし、望まない動作が勝手に出るようになってしまったら・・と考えると、重苦しくなるくらいに不快感が強いです。

現に上肢の不随意な動きも出てるし、現状以上に変な事にならないよう気をつけたいものです。

2012年5月28日月曜日

ぶん回し歩行と補高

装具専用の靴は左右の靴底の高さが不揃いです。

装具の足低板に厚みがあるので専用の靴はその厚みを差し引いた踵の高さで作られてるからです。

装具を装着し専用靴を履くと足底から靴底まで左右の靴が同じ高さになるように作られてるんですよね!!

専用靴は装具を装着したまま履くことを前提にした工夫が凝らされてるのですが、各利用者の麻痺の程度には対応してません。

PTの指導を思い出してみると・・・
歩行訓練の初期には装具で膝関節を固定したままぶん回しで歩くよう指導され、股関節で脚を引き上げるようになったら足を真直ぐ出すようにと指導内容が変わっていった・・・。

リハビリの経緯を考えるとぶん回しによる歩行は回復の段階で避けては通れないものだったのかもしれません。
PTは途中の回復段階での歩行はぶん回しを容認?してるんですよね!

私もそうだと思うのですが徑性麻痺って言うんですか?


膝関節を曲げようとしても伸筋が強く働いて曲らない。

下肢の徑性麻痺の傾向の強い人はぶん回し歩行になりやすいそうです。

私の場合ですが、足首はしっかりとは動かせないし膝関節が上手く曲らないので歩く際につま先を引きずりがちです。

退院直後からつま先の引っかかりを回避し、ぶん回し歩行の傾向にならないように健側の専用靴に中敷を敷き,患側と比べて合計6ミリくらいの高低差を付けてました。

この補高のおかげで直線的な足の運びが出来てたのですが、最近右の靴(健側)の足指付け根付近が窮屈に感じるようになった(靴のデザインがゆったりしてないない)ので薄い方の中敷を1枚減らし、5ミリの高低差に変えて見ようかと思ってます。
窮屈だからと高低差を無くしてしまうのは時期が早いような気もします

2012年5月27日日曜日

下肢の不安定な件

布団の上で身体を横向きにして患側の脚を伸ばし気味で股を広げ足を上げる動作・・・・。

文字で表現すると簡単ですが、この動作に必要な筋肉が十分に働いてないらしくピタッと静止できない。

足を持ち上げるとユラユラして同じ位置を維持するのは非常に難しい。

どうやらこの動作も拮抗する筋肉が互いに協力してないからユラユラすると思います。

立ち上がった姿勢では全く意識しないですが横向きに寝転んだ姿勢では自分の身体が思うように動かせない現実を見てしまう。

普段の生活動作では全く行わなかった姿勢や体勢になると麻痺した身体であることを思い知らされます。


冒頭に書いた動作は人が立って歩行する姿勢ではないのでその動作をキチンと安定してできるよう頑張る必要は無い気がします。

勝手な希望ですが下肢の回復に伴ってその動作に必要な筋も拮抗するようになってくれたらな~♪
などと思ってます。

2012年5月26日土曜日

足踏み

私が退院する2週間前からPTは私に患側脚を支持脚にして片足だけで一瞬の間立つような指導をしてくれました。

長下肢装具を装着してロックしたままで、健側脚だけで足踏みするような動作なので初めて動作したときは患側に倒れるような感覚があって怖かったです。

退院までの僅かな日数でしたがリハビリの無い時間帯は廊下の隅に立って片足踏み?を延々と繰り返したものでした。

現在でも片足踏みは続けてます。

残念ながら足首や足指はまだ動きが出てないので患側脚で片足立ちを維持し続けるのは難しく、実測してないですが1秒未満なら患側の脚で片足立ち出来てます(恥

ゆっくりした動作で健側(右脚)の太腿が水平近くになるまで上げゆっくり下ろす動作・・・・。

仮に足首と足指が動くようになったとしても上肢がダメなままでは片足でバランスを長時間保ち続けるのは困難だと思います。

日常生活で長時間の片足立ちは必要ないですが安定した片足立ちは必要だと思います。

患側脚で安定した片足立ちから次の動作に繋げる・・・・。

退院間際にPTが目指したのは最終的には階段の上り下りだったかもしれません。

私の回復速度が思わしくなく、「時間切れ」と言う切羽詰った状況の中で指導してくれたのがこの片足踏みですが、階段の上り下りはまだまだこれからです。

退院してもう直ぐ4ヶ月目になるので『足踏み台』を利用した動作を そ ろ そ ろ 取り入れても良いのでは?と思うこのごろです。

2012年5月25日金曜日

筋肉痛?

最近、ペダルトレーナーの回し過ぎのせいかお尻付近の筋肉?が痛い


腰掛けたままでのペダルの回転運動に使われる筋肉の部位はサッパリ解りませんが太腿裏の大腿二頭筋とかお尻の大きな筋肉/大殿筋が使われるようです。

太腿の前の筋肉とか脹脛も使うようですが、痛いのはお尻と太腿裏の境目「付近」です。

その痛みの出所は患側だけでなく健側も同じ様な場所が「ツ~ン・ツ~ン」と痛いです。

今回新たに痛いのはお尻のほっぺたではないんですよね!

実はそのほっぺたも膝踏みや膝歩きで筋肉が活性化してますが、これは以前からやはり痛いんですよね!

お尻のほっぺたも境目も疲労から来る筋肉痛じゃないのかな?

動作の目的は筋力アップではないですがついついやりすぎてしまうのは逆効果になるかも??

通常の筋トレではオーバートレーニング状態というものがあるようです。

超回復って表現があるようで自分に合った適度な負荷と養生(休養)の期間が適切であれば筋肉は成長するそうです。

痛みが出ても無理やり負荷運動を続けるのは肉離れとかあるらしいので良くないそうです。

私の動作の目的は筋力アップでは無く脳内での神経回路の再構成だと思います。

膝や足首の動きを引き出したい為にやってますが、痛みを無視して続けるのはどうやら良くないと思うので適当に養生するのと動作の量も時間も適当に減らします

とかなんとか書きながら実はサボリの口実を考えてたりして・・・(笑

2012年5月24日木曜日

膝を組む

足を組むって言うのかな?

何気ないこの動作が困難でした。

腰掛けていて患側脚を健側の膝頭近くに右腕を使って引き寄せ、乗せる。

以前は乗せた患側脚がスルリと落ちてしまうのが当たり前でした。

入院中はちょっとでも組めたりすると意味無く喜んだりしたものでした。

ところがその直後にまたスルリと・・・・組めなくなる・・・・(悲

如何して出来たり出来なくなったりするのか、当時は「回復途中なので不安定なんだよね!」とか勝手に決め付けてました。

思い返せば膝の伸筋が比較的弛緩してたときに「組めた」ような気がします。
「組めた」というよりは「崩れなかった」だけなんですよね。

実は今でも何故スルリと落ちてしまうのか?キチンとは解ってませんが、どうやら膝関節の拮抗筋の働きに関係があると考えるようになってます。

膝を曲げ続けるだけでなく太腿同士を重ね続けるにはひょっとしたら腸腰筋てやつも関係してるかも・・・・

少し前(2週間からい前?)までは腕の補助無しにはまだまだダメで患側膝を健側の膝頭近くまで寄せることは何とか出来ますが肝心の動作「組む」ことはできませんでした。

最近なのですが、膝関節の拮抗筋が少し働き出したかな?

と気付くのとほぼ同時に組んだ姿勢の維持ができるようになってました。


嬉しいことに腕で引き寄せなくてもできるようになってます。
どうせ麻痺脚のことですから何をきっかけにして不能になるか判ったものではないと思いながらも素直に嬉しいです。(嬉!!

2012年5月23日水曜日

血圧を下げる食材


塩分感受性が強いせいか、摂取してしまった僅かな塩分が血圧の上昇に影響してるようです。

もちろん塩分の摂取制限はそれなりにしてます。

何か調理する際、塩そのものは使わないですが、塩分や添加物としてのナトリウムを極端に多く含んだ食材や調味料も避けてきました。

入院中の「味気ない」と言われてる塩分制限食のおかげで味覚は塩分に対して鋭くなってますので、僅かでも含まてると気付くのですが、何しろ食べないわけには行かない事情があります。


ですが家族を巻き込んだ減塩食をさらに極めていくと家族の負担が大きくなるので一定の調理ルールさえ守ってくれてたら良いと考えてます。

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肝心の血圧・・・

できるかぎり食べ物の内容には気を使うのですが、何故かスッキリ下がってくれない。

上が110台に下がっても下が80より下に下がりにくい。

いえいえ↑この値で十分低いはずなんですよ・・・

ですが、下が70台に下がるようになってもいいはずだと・・・

下の値が下がりにくいのは、どうやら食事の塩分量に影響されているのではないかと考えてます。
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ある日などは日中にうっかり鳥のから揚げを食べてしまいました。

その晩、降圧剤飲む前の値は

上137下97.。

降圧剤飲んで一時間後は

上132下91。通常なら上下ともにもっと下がるはずなのに薬飲んでも下がりにくいです。

他者からすれば十分に低い値だと思うでしょうが・・・・

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2週間ほど前けら、カリウムを多く含んだ食材を摂るようにしてますが、調べたら乾し椎茸と乾燥きくらげのカリウム含有量が極端に多いし保存性も良い、おまけに安価であると3拍子揃って・・・

最近の血圧測定値は

上125以上。下90以上の値が出にくくなりました。出ないわけではないですが・・・

それに加え上が110台の値に下が70台の値が頻繁に見られるようになりました。

以前は測定値が思わしくないと何度か測定しなおし、低い値を選んでましたが最近は納得のいく値が直ぐに出てくれるのでたいていは一回の測定で済んでます。

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どうやら私の場合の血圧を無理なく下げる方法は

降圧剤・塩分摂取制限・カリウム摂取

↑この三つのようです。

またカリウムと言うミネラルには

・神経細胞(膜)での刺激伝達物質となっている

・筋肉の弛緩を調節する作用

と言った働きもあるそうです。

2012年5月22日火曜日

装具無しでの歩行

大袈裟ですね!

装具を使わないで歩行とかって表題に付けてしまうとほんとうに大袈裟です!

装具の代わりにクロックスを履いて外に出るのですが、実態は・・・・

足はヨレヨレで緊張のあまりに全身が強張る。

室内では装具も杖も無しで移動するのは頻繁にありますが、その環境に慣れたせいでしょうか?

「強張る」ようなことは少なくなって、背中の左半分が「張る」ようなことはあまり感じられないです。

ところが、ほんのちょっとだけ装具無しで外に出ただけでかなり緊張するらしく、後で気付くのが背中の左半分の「張り」です。

「歩行」とは程遠くヨレヨレの足首で転倒しないように恐る恐るヨロヨロと言うかぎこちなく不安定な状態です。

履物を履き杖を持つ分だけましかも・・・。

装具無しでは屋内なら手近の物を支えに出来るのですが外では杖の他に頼る物がない。


実はこれは外で歩く動作が目的でないのです。

ほんのちょっとずつですが装具を使わないで外に出る動作に慣れさせる意味でときどきやってます。

膝の過伸展が気になるところですが、意外とまったく出てません。

ひょっとしたら緊張のあまりに全く気付かないだけかもしれませんが・・・・

上がりかまちに腰を下ろしクロックスを履きドアを開け外へ・・そこから5,6歩進み戻るだけです。

なので往復で7メートルは歩いてない!

「歩いてない」のではなくて歩く行為ではないと思ってるのは私だけでしょうか?

2012年5月21日月曜日

ぶん回し歩行

::::ぶん回し歩行::::
後脚を前へ振り出す動作が直線的でなく半円を描くようにぶん回すこと。
徑性麻痺による膝関節伸展拘縮が主な要因らしい。
弛緩性麻痺でも癖になる。


私が専用の長下肢装具を使うようになってしばらくしてPTに指導されたのがぶん回しを意識して避ける歩行でした。
リハビリセンターの汎用長下肢装具を使い出したころはぶん回しは重視してなくて「股関節で下腿を引き上げ、患側脚を振り子のように前に振り出せる」ようになるかどうかが目標でした。
入院中も退院後も動作はかなり鈍く、歩行速度も遅かったのでぶん回しを回避しながら歩行するのは比較的に容易でした。


最近は・・・

歩速が22メートル/分だったのが32メートルに跳ね上がってぶん回しの傾向が強くなってます。

身体能力がほんのわずかに向上した。と考えてますが、総合的には均衡の取れてない身体です。

速く歩けることを目標とするのはどうやら間違っていると考えるようになってます。歩行の基本的な動作と下肢の機能回復が目標であるべきだと思います。

ということで・・・

昨日書いた「膝を伸ばして踵から接地」の件も合わせてこのぶん回し歩行の傾向を増長させないよう方針(大袈裟?を変更です。

結論
歩行リハ
『ロック解除するなら極力「膝を伸ばす」を意識し「踵接地」になるよう癖付くまで努力する(辛

『歩速を速めない(楽』『長い距離を歩くのは控える(楽』

室内リハ

『足踏み動作を歩行リハでの歩行時間と同等以上に行う(辛

『仰向けでの腿上げ膝伸ばし動作を見直す(辛』

反省

少しだけ歩速が速まったのを良いことに速く歩くことだけを意識するようになったのは盲点だった。

膝関節や足首の動きが十分に出てないのに速く歩こうとするのはぶん回しを根付かせるはず。

膝関節をしっかり伸ばせないで立脚するのは、拮抗筋が不十分なので膝への負担が大きい。

正直なところどう対応すれば正しい答えなのか?解りません。

明らかなのは膝関節の拮抗筋が働いてないことと分回し気味な歩容になりつつあること。

この先どんな動作を取り入れるべきかもっともっと時間をかけて模索したいと思います。

2012年5月20日日曜日

歩行リハビリの見直し


久しぶりに公園行きました。

休日や週末は人が多いので遠慮したくなりますが、気にしてたら歩けません。

当然、長下肢装具を装着して出かけたのですが、ちょっと歩行リハの見直しの必要な点に気づきました・・・・

入院中と退院当時は歩行の際に「膝を伸ばして踵から接地」することを意識してました。

これは長下肢装具を短下肢にカットダウンする必須案件だからです。

歩行中に「膝を伸ばして踵から接地する」のは、私にとっては難しいことではないと高を括ってましたが・・・・

正直、大甘だったと反省してます。

実はいつの間にかに膝を伸ばせないで接地する癖を付けてたようです。

何故そうなったのかも自分なりに分析し解ってます(反省

それは・・・・

長下肢の窮屈感からくる「早い時期に短下肢にしたい」思いから始めた歩行中のロック解除です。

これは長下肢を装着していながら膝のコントロールを自力で行うと言うことです。

長下肢装具無しでは一歩進めるたびに膝関節への負担は大きいです。

所謂、膝関節過伸展。ガクッ!

長下肢装具には関節の動きを固定するロック機構と膝過伸展を防ぐストッパー機構(過伸展制限)が付いてます。

ロックを解除しても過伸展にはならないのを良いことに、拮抗筋が働くようになれば・・・と思いロック解除のまま歩行を繰り返してたのですが・・・

先述のとおり膝を伸ばして踵接地できない歩行になってた。

拮抗筋がちゃんと働かず、曲げ伸ばす動作さえも儘ならないのに時期尚早な装具の使い方をしたのは、却ってまともに歩けない状態の下地を作った気がします。

実地での歩行と室内での動作を改めて見直したいと考えてます。(悔


ロックとは・・・

長下肢装具の膝関節継ぎ手を固定する仕組み。

2012年5月19日土曜日

歩行速度の限界?

ペダルトレーナーを使うようになって歩速がUPしたことはちょっと前に書いたばかりですが・・・・・

こんな現象も気づいてました・・・・



ペダルトレーナーは電動式アシストで回転数を可変できる仕組みです。

回転する速さは4段階に設定でき、3,4,5,6と回転速度が速くなります。

1分間の回転数はレベル3で65回転。

立位での歩行に置き換えて良いのかどうかその妥当性はわかりませんが
1分で65歩進んだとして、一歩の歩幅50センチとすると・・・

1分間の歩行で32.5メートル進める。

実はこの数字、先日公園で出た数字なんですよ

屋内でのペダルの回転速度がそのまま歩行速度に反映してるようです。

ペダルトレーナーを使った回転動作が歩行速度に関連してることに気付いてからは徐々に回転速度を上げないわけにはいかないです。


このトレーナーが届いたばかりのころに、どんなものかと回転速度を一気に上げた(レベル5)ときのことを覚えてますので書いときます。

回転を始めて直ぐに不自然なガクガクのような振動が強くなったのですが、当初はモーターに余計な負荷がかかり、振動の原因がモーターにあると思ってしまいました。

回転運動にすっかり慣れたころにやってみたのが、モーターの電源を切ったまま自力でペダルを踏み込む動作。

モーターに依存しないので回転速度は自在です。

自力での回転速度を速くするとあのガクガクが出たのはビックリです。::::モーターじゃない

どうやら足の動きがペダルの回転速度に着いていけなくなると不自然な強いガクガクになるようです。

よく観察すると患側のペダルが上死点を通過したとたんにガクッと力が入ってるようです。

脚のパーツのどの部分で不要な力が入ってるのかは全く解りません。

ほんとうに不明なんですよ!

足首の低背屈が出来てるわけではないですが、目視で気付かないくらいの低背屈運動で足首が回転運動に同調できずにガクガクと・・・。

回転を上げてペダルを回し続けるのは困難になる。

言い換えると歩速を上げると歩き続けるのは困難に・・・なるかも。

あくまでも憶測ですが、室内でのペダリングの成果が、そのまま屋外での歩行速度となるかも知れないですが、歩速を速めようとすると・・・・

屋外での歩行は危険が付きまとうと考えてるのであえて試してませんが歩速を速めると、たぶん脚のどこかに普段では見られない変な反応が出ると思います。

当然、速く歩こうと意識するだけで上肢も緊張するでしょうから厄介です。

ですが、前述したようにペダルトレーナーの回転速度が歩行速度に関係してるかもしれないと考えると、意味不明なガクガクを解消することが歩速アップに繋がると考えてます。

最近は歩速を上げるためにレベル4で1万回転以上、時間で120分以上費やしてます。
距離換算で5キロメートル程度です。

レベル4は75回転/分⇒37.5メートル/分(50センチ/一歩)です。

レベル5にすると以前に比べてガクガクが直ぐに出なくなったような気がします。

ですが、疲労と関係あるかどうか解りませんがしばらく回し続けると出るんですよね!

ペダルを回転させる動作を続ければ徐々に歩行速度の限界がアップすると考えるようになったのは私だけかな?

レベル3で65回転/分⇒32.5メートル
レベル4で75回転/分⇒37.5メートル
レベル5で85回転/分⇒42.5メートル
レベル6で95回転/分⇒47.5メートル

ですが、6を達成しても通常の半分です。片麻痺ってほんとうに多難ですよ(ガンバ!ww!

2012年5月18日金曜日

足指

動かそうと思っても動かない足指ですが膝を伸ばし足首を低屈する動作をすると足指が反るようになってます。

気付いてからほぼ2ヶ月は経過してますが、たいした進展はありません。

膝を伸ばす動作に反応して拇指球を突っ張るように指が反るのですが私の意志では動きません。

これも不随意な動きなのでしょうね。

素足で緊張すると足指を握り締めるような、手で言う「拳」を作るような現象は入院中から退院後にかけてよく気付いてましたが、(風呂場で素足になると強い緊張が出現した)最近は環境に慣れたせいか極端な強い現象は出なくなりました。

まったく、それらしい現象が出ないわけではないです。

発症前に好んで履いてた五本指の靴下。

一週間ほど前に思いついて履いてみました。

健側は足指を広げたり窄めたりが自在なのでスンナリと履けましたが、患側の左足指は手間取りましたが履けてます。

以来、五本指を使い続けてます。(履き続けてるんじゃないですよ!(汚

入院中から指無しを使い続けてましたが指有りに変えて先ず気付いたのが親指の隣の指、やはり手指と一緒で人差し指かな?

その指だけがが軽く屈曲するんですよ!

新たな発見でした!(大袈裟

当然、不随意です。

私はそれほど自覚するわけではないですが身体が軽い緊張を感じると指先をクィッと装具の足板面に押し付けるように屈曲するんです。

これはこれで、何らかのバロメーターになるでしょうから気にするほどのことでもないし・・・・。


一時期は身体の動作を観察してかなり気になる現象がありましたが最近は気に病むだけ無駄だと思い追求してません。

・患側が壁だと片足立ちになれない
・膝の屈伸で足が旋回する
・見えてないと平衡を保てない
・緊張すると胸の高さまで上る腕
・突っ張ったままで解れにくい患側の胴体
・左右の聴覚の不均衡
・患側の眼周辺の感覚が日によって違う
・顔の左側の感触が日によって違う
・日によってうまくしゃべれない
などなど・・・。

上記で特定の動作に関しては今後のリハビリ次第で解消するんじゃないかと思う現象もありますが正直お先真っ暗です。
解消するかどうか全くわかりません。
日々、今できることを慎重に続けながら観察を続けるしかないです。

2012年5月17日木曜日

電動ペダル2ヶ月目

思い返せば、初めて購入したペダルトレーナー(電動ペダル)の使い心地は極めて悪いものでした。

使い始めて二ヶ月経ったた現在は、使い心地に関してはすっかり慣れてしまいなんとも思ってません。

初めてペダルに麻痺脚を乗せようとした当時の印象は忘れていません

腰掛けたまま腕を使って目前のペダルに患側脚を乗せると踏み潰す勢いでドスンと床に足裏を突いたり、やっとのことでバンドを締め付けるとペダルごと踏み倒す勢いで床方向に力を入れていたり、正面の斜め下方向に脚を伸ばそうとするように力が入ってたり・・・。


ほんとうに惨惨でした。


バンドを締めようと身体を屈めるだけで「ドスン!!」だったのでまずはバンドに慣れる動作から学習したのを覚えてます。

使い出して、日数の経過と共にリハビリを続ける上で様様な問題点も見えて来てかなり遠回りしてますが、確実な手ごたえを感じてるのは気のせいでしょうか?

私の気性は何かを同時に進めてやり遂げてしまう同時進行の好きなタイプなのでペダルを踏み、回転させることだけに注意を集中し続けるのはかなり困難だと思いましたが、意外なことに発症して片麻痺になったせいで性格や好みまで変わってしまったようです。

電動モーターで回転できるトレーナーですが外旋と外転がちょくちょく出てしまうので動力で回転させずに踏み込む力でゆっくり回転させ外旋が出るたびに踵や脹脛を押し戻して爪先が前を向くよう修正してました。

膝頭が外に倒れてしまう外転はゴムひもを利用したりして腸腰筋を刺激しどうにか働くようになり、ペダル踏みの最中に膝頭が開いても意図した位置まで引き戻せるようになってます。

何か別なことをやりながらなら苦痛を感じなかったですが、目の離せない麻痺した脚のことなので自分なりに「出来てる!」と判断できるまでは何か「別なこと」を控えてたので、退屈を感じ眠気に襲われるのは度々ありました。



2ヶ月経過した最近は1日1万回転を目標にペダル踏んでます。

しばらく前に久しぶりに外出したとき歩速が速くなったのに気付き脚の回転動作が歩速に関係あるのでは?と考えますます積極的に取り組んでます。

また走れるようになりたい!!

2012年5月16日水曜日

大腿二頭筋のストレッチ②

太腿裏のストレッチは就寝直前だけでは不十分な場合が度々あったので最近は夕食後から就寝までの間に腰掛けたままで太腿裏のストレッチをしてます。

もちろんあのゴムボールを使ってのストレッチです。

腿下にボールを入れるだけの簡単なストレッチです。

腰掛で座ったままのストレッチには、同じゴムボールなのにある物が必要です。

布団の上では使う必要のなかったものです。

実際に私の使ってるゴムボールと同等のボールをお使いならもう解ってますよね?(笑

アップした画像のボールは適当なネットに入れて使ってます。
実際に私と同じ片麻痺の方なら思いつきそうですね!!(・・

2012年5月15日火曜日

足裏の感覚

退院後しばらく経ってから気付いたのですが、周囲の照明を暗くするとたとえ杖を突いていてもうまく歩けなくなる。

よく知らないですが、無意識にバランスを保つ機能は五体満足であるなら微妙な重力の変化を身体全体で感じ取りながら姿勢を維持してると思います。

片麻痺である私は、どうやら目から入る周囲の情報や足元の情報でバランスを保ってるらしい。
暗い中でうまく歩けないと気付いてからは、足から伝わってくる「柔らかい」とか「外反方向に傾いてる」とか「踵が高い」とか「爪先が低い」とか「踵に荷重してる」とか「爪先に荷重してる」とかできるかぎり機会を作って学習するようにしてます。

しゃがんだ際も同じです患側脚の足裏は地面(床)に正対してるか?、両脚で立ち上がれる態勢なのか?

目視できなければ患側脚がどんな態勢にあるのか全く判らないです。

昨年の3.11の災害は記憶に新しいですが、万一夜間に似たような状況になったら・・・と思うと現在の私は直接被災して無くても暗闇の中で移動するという簡単な行為が二次災害を招くのだと思います。

私はまだ一度も転倒や躓きの経験がありません。

もし体が転がってしまうほどの転倒なら患側の上肢は無事でいることは無いと思います。
腕の付け根付近で骨折するのは予想できますので足から伝わってくる感覚をできるかぎり研ぎ澄ませるようにしたいと考えてます。

不用意な動作でバランスを崩したりして不要な怪我をすることのないように日頃気をつけてるのは言うまでも無いです。(汗(汗(汗。。。。

2012年5月14日月曜日

PROサポーター復活

お皿を固定するために購入したサポーターのことですが使用開始一ヶ月目近くで使用を中止してましたが、ひざのお皿付近の筋が良く働くようになったせいかどうか良くわかりませんが、膝のお皿の「グリリッ」が軽減してます。



であるなら、サポーターは全く使わなくても良いのでは?と考えたのですが、出てきた結論は全く逆です。

・膝のお皿がやたらと動かないようにしっかりと締め上げる必要は無くなった。

・膝立ちの目的である膝過伸展を失くすための動作時間をもっと延ばしたい。

・ところが膝の衝撃を吸収するだけの膝パッドサポーターだけでは動作時間を延ばすとじんわりと痛みを感じるようになる。

・時間を増やすために膝のお皿を固定するサポーターは、以前のようにしっかり締め上げる必要は無いのでは?

と思い当たり一人でも締め付けられる程度の緩い締め方でPROサポーターを試してみました。
結果として使った印象は良好です。

膝パッドだけでは出来なかった長めの時間も問題無いし、掻痒感も無い。

と言うことで「PROサポーター」復活させましたが、マジックバンド式であるため片腕だけでは装着性が非常に悪い。


脳障害を背負った脳ですがどうやら何かを発想する部分は壊れてないようです。
強く締める必要が無いならスリーブ構造にすれば良い!たまたまPROサポーターは二重構造の締め付け式なので全く問題ない。

ほんの少しだけ試行錯誤した結果・・・・・。

百均で30ミリ幅の平ゴムを購入するだけで片腕だけでも装着できるマジックバンド式のサポーターが完成しました。

以前はその度に誰かに言って装着してもらってましたが、最近は一人で装着するようになってます♪

平ゴムを縫い付ける発想はあったのですがミシンを使うには片腕では大変なので家内にやってもらいました。




改良前のPROサポーター
幅広のゴムひもを縫いつけた

2012年5月13日日曜日

入院中のリハビリ

入院中のリハビリは酷評すれば「無事に退院してもらうだけ」の手段だったのではないかと最近考えてます。

このように思ってしまうのは仕方ないんですよね・・・・。

何しろ回復程度の指標ブルンストロームステージは「2」のまま退院したのですから・・・・

担当のPTは回復の進捗を見ながらリハのメニューを計画するはずなので、回復の進まない私には次のステップへ進めるリハビリを施す機会が無かったと思います。

私は退院前に担当PTからもっとたくさん詳しく聞きたかったのですが、何しろ多忙なPTなのでリハビリの最中の他はニ、三分の時間さえも惜しむので退院直前に聞けたのは、「お尻歩き」の動作だけでした。

私は、何かにつけて病院側の方針や体制に疑問を持つようになってしまっているので、どこの施設でも似たような傾向をもってるんだろ?の見解は今現在でも抱いてます。

退院する前に決めてたことはリハビリを継続するために「どんな施設も頼らない」と言うことです。

日常生活での最低限度の動作さえも出来ないとしたらこのようには決めなかったと思います。

「どんな施設も頼らない」?

あっ!一箇所だけありました(汗
近くで整体師が開業してるので機会があれば解してもらおうかな?

2012年5月12日土曜日

お尻のお肉


発症前に70キロちょっとあった体重は入院中に10キロ減量し、退院時には61キロで現在は59キロを維持してるようです。

退院して帰ってきた頃の話ですが、風呂から出てきた私の後ろ姿を見て「お父さん!痩せたね~!お尻がペッタンコだよ!」と娘に言われた記憶があります。

確かに入院中の塩分制限とカロリーコントロールで体重は落ちてしまい。片麻痺で動かせなくなった部分の筋肉は減少してきたはずです。
入院中から気付いてましたが、お尻のお肉が無くなってしまい様様な場場面で「::::あ~ぁ!::::」と思ってしまってました。

無くなったお尻のお肉は脂肪がほとんどだったと思いますが、無くなってしまってから「付いてたものの」有り難みに気付くのはどうしてでしょうか?

入院中のリハビリ、仰向けでの腹筋運動で状態を起こすたびに左のお尻の骨盤のヘリ(骨盤の端っこ)?がその存在を主張するようになったんですよ!
リハビリベッドに端座して右側のお尻から左側のお尻に荷重を移動し正常な姿勢を保とうとする動作で左側に上体を移動すると骨盤のヘリ?を乗り越えるような感じの「グッリンッ」っとした感触が伝わってくる。


退院後は短時間の座位でも苦痛を感じるので固い床や椅子では必ずクッション代わりの何かをお尻の下に敷くようにしてます。



発症以前はなんだかお尻の肉そのものがクッションになってたようで、お肉を失った「骨盤」がその存在を主張するようになってしまったのは初めての経験でした。

たぶん20代の頃はお尻を取り巻く筋肉の質と量が良かったので骨盤は存在を意識しなかったかも知れないです。

中年を通り越し初老?に近い身体は長年かけてじっくり休養ばかりしてきたのと同じで身体中の筋肉は20代の頃の筋肉とは全く違う質になってしまってたようです。
筋肉量は・・・・(汗(笑・・(反省



最近家内に言われて気付いたのですが、いつの間にかお尻の形がふっくらしててプルルンとなってるのにはとても驚きました!!

太ったのかな?とか思ったのですが体重は59キロ。

どうやら膝歩きと膝踏みの効果でお尻の筋肉が刺激されて活性化?してるようです。

立ったままの姿勢で右と左ののお尻を交互に動かしてみると弱いながらも左側のお尻にも同じ様な動きを感じ取れます。

そう言えば・・・

お尻の下にクッション代わりに敷いてた毛布・・・・
おりたたみ方が雑なまま敷いてると凸凹があるので、たまに「ズリュ」って感じでお尻がずれたりしてた。

3ヶ月前はユルユルしたお尻だったのでお尻がその場所を保持することも出来なかった状態だったと思う。

最近はその「ズリュ」も無くなってます。

お尻の筋肉が働きだしてる!ス ゴ イ!(笑

2012年5月11日金曜日

長下肢装具の装着頻度

ちょっと前に「カットダウンしました」と書きましたがそれほど日数を経ないうちに長下肢に戻したのは記憶に新しいです。
[長下肢装具]
[長下肢装具 ②]




これは短下肢にすると膝の屈筋は拮抗筋としてまだまだ機能して無いので膝関節に与える負担が大きいと判断したからです。

たとえ一時的に膝の拮抗筋がうまく働いてるように見えても、それは一晩経てば緊張が解れ弛緩してしまい、膝の過伸展が目立つようになります。

事の進展を焦って進めようとしたのは早計でした。(愚

何よりも不快に思い早く短下肢に・・・と思ったのは長下肢の太腿を固定(支持)してるバンドのせいです。

やはりちょっと前に書いたのですが太腿が歪(いびつ)になってしまったことなんですよね(悔

[太腿のお肉]

ですが太腿の外観とか見栄えを気にしてどうのこうの考えてしまうのはひょっとしたらリハビリを進めていく上で方向とか手順が間違ってるんじゃないか?と思うようになったんですよ。

私にとって長下肢装具を使う第一の目的は膝の「ガックン」を防ぐことです。

長下肢を装着し続けることによって起こるかもしれない弊害は様々だと思いますが、大袈裟に考え過ぎないように、日ごろからその弊害を避けるための対策を考えるべきだと思います。

ということで・・・

・出かけないで家にいるなら、装具は外す。
・室内での移動は膝の具合を見ながら慎重に・・・。
・装具が必要だと思うなら厭わないで(面倒に思わず)装着する。


これまでは装着したままリビングで腰掛け、一日過ごすことがありましたが、立ち歩かないのに装着し続けるって無駄に太腿を締め付けてたんですよ。

室内での移動で、装具を外した足はクニャッとして頼りないですが素足ではないのでいくらかはましです
[屋内での素足と内履き]

足裏のグリップ力に関して最近ふと思ったのは・・・・
足首関節の伸筋/屈筋と足指の動きが出来ないうちは足裏のグリップ力も出てこないのではないかと・・・・・・。

2012年5月10日木曜日

「踵」の感覚

麻痺側の脚は入院当初に感覚はありませんでした。

触覚っていうんですか?

触れたときとか圧迫した感触を全く察知できませんでした。


早期に感覚が戻ってきたのは足の踵でした。入院期間中1ヶ月ほどの間、患側の踵の部分だけ10ミリ補高した履物を履き続けてたせいか、踵の「違和感」に気付くようになってたのですが、現在ではその違和感も薄れ、すっかり馴染んでしまったようです。


あの頃の踵の違和感の正体は立った状態で全体重を支える踵の感覚が戻ってきたからだと思ってます。

当時、立ち上がると患側の「踵」だけ少し嵩増ししたような、左右の足の踵の高さが違うような感覚を体験してました。

もっとも、入院中の一時期ですが私の患側の靴の踵は実際に補高/段差が付いてました。

その補高を取り外して使わなくなってから違和感を強く感じるようになったんですよね!


入院中のリハビリで、仰向けで足裏をマット面に押し付け膝を立ててもらった際、屈筋が弱かったのでその「膝」を立てた状態を維持できずに、「スルルン」て感じで膝が伸びてしまう。

ですが、下肢に感覚がほとんど無かった頃は膝が伸びきったことさえも目視してないと気付かない。

踵に補高するようになってしばらくしたら、仰向けで目視して無くても踵の微妙なズレや圧迫感に気付くようになってました。

仰向けで膝を立て「お尻上げ」の動作をするのですが患側の膝が伸筋に負けてしまいズルズルと膝が伸びてしまうのですが、そのときの踵が受けるマットの擦れる感触が判るようになってたんですね。

退院4ヶ月目の最近も踵の感覚に関してはほとんど変わってないような気がします。

2012年5月9日水曜日

歩行リハビリ

十分に暖かくなったので天気の悪くない日は外に出て歩くようにしてます。
車で6分ほどのところに小高い人工造山のある公園は車との事故の心配が無いので度々その公園に出かけてます。
その造山のふもとを一周すると500メートルほどあり麻痺脚では15分かかってしまいます。

これは1分で33メートルくらい進める速さです。

500メートルの距離は健康な人なら7、8分くらいかな?

長下肢装具を使い出した頃は病棟の廊下をぐるりと一周するのに3分ほどかかってました。廊下は一周70メートルあったので1分で23メートルの歩速でした。

当時の廊下での歩速と比べると現在は格段に速くなってます。

とは言え一般的にはかなり遅いですよね?



退院して以来、外に出て歩くよりは室内でのリハビリに重点を置いてましたが、歩く速さに違いが出てきたのはちょっと驚きました。

これはたぶん、ペダルトレーナーのおかげだと思ってます。



杖を持たずに外に出るのは不安があるので必ず持ち出しますが、杖を使って歩き出しても途中から杖を突かないで杖を「横持ち」?したまま歩く機会も増えてます。

杖無しで安定して歩けるようになったのはペダル踏みに加えて室内での足踏み動作も積極的に取り組んできた成果だと思います。


2012年5月8日火曜日

降圧剤

アダラートCR・アーチスト・エカードHD・タケプロンOD

入院中は日に朝夕二回服用してましたが、退院の期日が近づいた頃に服用の回数を日に1回の服用で済むようにと倍の量を含んだ錠剤を勧められました。

朝一回だけの服用で翌日まで血圧を下げてくれるのでありがたいことです。

退院して2ヶ月目近くになった頃、二度目の外来診察で主治医の○○村先生に血圧が安定してることを伝え減薬のお伺いを立ててみました。

先生曰く・・「アダラート・アーチストは主剤なので減らすならエカードを・・・」と言うことで「エカード」を停めてみることに・・・

ところがこの「エカード」を停めたのがきっかけで他の主剤を服用二時間ほどで薬効が薄れ始め昼頃には上が130台、下が100近い値になってしまいます。夜には140を越える測定値が頻繁に出るようになってしまいました。

減薬した当初は吸収がかなり早いとか昼前から徐々に上昇し始め夜にはすっかり上ってしまうとか全く気付きませんでした。

・薬を減らしたのが原因なのか?

・食べ合わせの良くない食品を知らずに摂ってたのか?

・気付かないうちに濃い味の食事を取ってるのか?

・他の薬との飲み合わせが悪いのか?

全く見当が付かなかったので主治医の○○村先生に相談することに・・・。

取りあえずの結論は「吸収が早くなったのなら第一選択薬のアダラート、アーチストを2回に分けて飲む」「エカードを再び服用する」ことでした。

食べることに関しては↑の条件で成り行きを見て改善しないなら「次を考えましょう」と言うことになりました。

私は退院して1週目くらいから血圧の測定結果を記録し続けてますが今回のように血圧の異常な?変動に気付いたのは初めてでした。

:::::

現在はエカード、タケプロンを朝1回、アーチスト、アダラートを朝夕2回。

服用から2時間経過しても緩やかに上昇する気配は無いので二度に分けての服用は適切だったようです。

降圧剤に食べ合わせの良くない食べ物については・・・

・アダラート:グレープフルーツの同時摂取⇒作用が強まる。

・エカード:アルコールとの飲用⇒起立性定血圧(めまい)

↑↑がネット公開されてる情報でした。

私の食習慣に関係ない内容です。

気付かないうちに塩分の多い食品を摂ってたか?ですが幸いにも同居する家族は薄味嗜好の人ばかりで先ず心配ないようです。


ちなみに・・・・

今朝の測定値は最高血圧115、最低血圧80。昼前は最高血圧106、最低血圧71。

ということで、どうやらエカードを停めたのが大きな原因だったようです。

吸収が早くなった原因はさっぱり?ですが、減薬したエカードと言う降圧剤が関係してただろう事は想像できます。

そうそう!エカードについて検索したら「鎮痛剤」との飲みあわせで降圧作用が弱まる可能性があるそうです。

2012年5月7日月曜日

主治医を交代

退院予定の4ヶ月前のことですが、退院後の生活をどの程度まで自力で出来るか不安でした。

当時の院内での日常生活動作のままで改善できなかったとして退院後のことを考えトイレの手摺、廊下の手摺、風呂場の改修、玄関の改修が必要になるかもしれない。

私が担当の相談員に相談して介護認定の申請を済ませて1ヶ月ほど経過した頃に役場から「認定できない」「判定保留」の旨の内容の封書が届きました。

順調なら申請1ヵ月後には何らかの判定が下りてるはず。

どうやら担当主治医の怠慢が原因のようです。

「意見書」を提出しないで放置してたようです。(怒

病棟の看護士を通して主治医に苦情を伝えたのですが、結局、判定が下りたとの旨の通知は退院1ヶ月と1週間前でした。

募ってきたのは主治医に対する不信感と不満、不安です。

このままあの若い医師を主治医にして手帳に関しての意見書を書いてもらうのは不信感が強く、不安なのでそのことを看護士長に相談し主治医を取り替えてもらいました。

士長さんには主治医の言動をすべて話し、聞いてもらい、私がどのような印象を持っているか伝えました。

[救急車で謀大学病院へ]

[急性期病棟で③]

[急性期病棟で④]



士長さんの話しっぷりによると私が主治医について取り替える話を持ちかけるのを心待ちにしてたようです。

同じ病院内の医師なので明らかな非難は避けたいし、かと言って入院患者に病院体制への不信感を持たせてしまうのは忍びないようでした。
士長さんは事の顛末を大雑把にではあるけど把握してたし、評判の悪い若い医師の存在は当然知り尽くしていたようです。

では代わりの医師は誰に・・・入院してる身なので医師との面識はありますが話す機会がなく、その人柄がわかりません。

士長さんに相談する2日前に主治医ではない医師が私のところに来て降圧剤の分量を「朝一回だけの服用で済ますことが出来るように変更しました」との説明をしてくれました。

その先生、印象が良かったんですよね!ちょっとした質問を時間をかけて説明してくれた・・・。

「誰か他の先生に替えてくれ」と相談するよりは「○○村先生に主治医をお願いしたい」と具体的に名指しした方が話が早いんですよね。
一件落着!!

その○○村先生、退院後に降圧剤の処方箋を出して貰うために何度かお会いしてますが初めて言葉を交わしたときの印象はまったく変わってません。

2012年5月6日日曜日

膝の自動回旋

入院中にとても不思議に思ってたことのひとつにこんなのがありました。。。。

立った状態から軽く膝を曲げる。
軽く曲げた膝をグンッと伸ばす。
両足を少し広げしゃがむ。
しゃがんだ姿勢から立ち上がろうとする。

こんな動作をするとつま先や踵を軸にして足が動くのですよ!



PTに聞いたら「しっかり踏めよ」と言った内容の意味不明な返事が返ってきて閉口しました。

たぶん説明を始めるときりの無い事態になるので軽く済ませたのだと思います。

もしかしてPT成り立てで一歳にもならないのでその現象が何だったのか解ってなかった。

とは考えたくも無いですね~(笑

[理学療法士]



3月に入ってからですが「膝の自動回旋」というのを知り、股関節の構造を知る機会がありました。

健康な人がしゃがんだり立ったりしても爪先の向きは変わらないけど私のような片麻痺はこの「膝の自動回旋」という不随意運動がうまく働いてないので爪先の向きが変わってしまうようです。

随意筋さえもうまく動かせない私にはこの現象を解消する糸口さえも見出せてません。


今できることは「しっかり踏めよ」だけです。(泣

2012年5月5日土曜日

しゃがむ

入院中からでしたが立った姿勢から膝を曲げてしゃがむ姿勢は、私にとって非常に困難でした。

「腰を下ろす」と言う動作なのですがたったそれだけで大変でした(大汗



なぜか膝の伸筋はよく働いていたので膝から崩れ転倒するような事態は一度もありませんでした。

そのかわりに屈筋は全くダメでした。

こう書いてみると「腰を下ろす動作」が何故困難だったのか?判ってくるような気がします。



どのように非常に困難だったのか?書いてみます。

例えてみればブレーキを踏み込みながらアクセルを踏むような状態です。

重力に逆らわない腰を下ろす動作なのに「かなり力が要る。」発症前ならストンッと出来てたことがスローモーションのようでゆっくりした動きしか出来ない。

傍目には単純にゆっくり動いてるように見えてたかもしれません。その実はグゥ~ッと力をこめて腰を下げてたのですよ。

文字に書くとほんの数行で、なんでもないことですが退院してからはキッチンに立つ機会も多くなり、腰より低い観音扉を開けて中を覗き込む仕草はそれは、それはホントーに困難で大変でした。

ところが・・・・ところがですよ・・・・(嬉!!

膝関節のの屈筋が働き出してきた頃からうっすらと気付いてたのですが腰を下ろす動作が楽になってきました。

[膝過伸展]


グゥ~ンと力を込めなくてもしゃがめるようになりつつあります。

これは本当に嬉しい!!

先に書いた「何故困難だったのか?」を簡単に書いておきます。

弛緩性麻痺の後遺症が残ったのですが大腿四頭筋だけは発症3週目で勝手に回復が始まった。
その代わりに大体二頭筋は回復の進捗が見えず拮抗筋としてのバランスは崩れてた
当然拮抗筋が働かないので一歩踏み出すだけで膝関節は過伸展が発生した。

立位を維持するのは大腿四頭筋だけだった。
腰を下ろす動作は(膝を曲げる)大腿二頭筋が無力だったので
姿勢を維持し続けようとする(膝を伸ばす)大腿四頭筋だけで力のバランスを保ちながら膝を曲げ腰を下ろすしかなかった。

だいたいこんなことだと思ってます。

「バランスを保ちながら膝を曲げ」・・・拮抗筋としての太腿裏の筋肉が無力だったので大腿四頭筋が曲げる役目と伸ばす役目を同時に担ってたのだと思います。

捉え方に誤りがあるかも知れないのでお気付きの方はご指摘をお願いします。

2012年5月4日金曜日

大腿二頭筋のストレッチ

太腿裏の筋肉を解す方法はいろいろ語られてますが、私は百均の直径10.5センチくらいのビニール製のボールを使ってます。

寝る際に太腿の下に入れて寝るだけで大腿二頭筋を解してくれます。
当初は転がってしまって使えないのではと思いましたが、敷布団の適度な沈み加減とボールの弾力、太腿のお肉の付き方がよくマッチして安定してます。
このボールのおかげで寝付いてから寝返りをするまでに十分に解されてるようで仰向けに寝返る動作で目覚めるようなことはなくなりました。

以前は寝る前に大腿二頭筋を意識したストレッチを続けてましたが残念ながらはっきりした効果は得られませんでした。
単純に太腿の下に置くだけでストレッチ効果が得られるこのボールは手放せないです。
最初は内転筋を刺激する目的で入手したんですけどね・・・。

2012年5月3日木曜日

大腿二頭筋の疲労

ひょっとしたらこれは片麻痺者にしか理解してもらえない話かも知れません・・・・。

日中はほとんど気にならないのが太腿裏の筋肉の「強張り」です。

太腿の前の方の筋肉は、例えばスクワットをするだけで軽い疲れを感じますが太腿裏の筋肉は気になりません。

発症する以前は思いももしなかったですが、片麻痺だと太腿裏の疲労は就寝中に判ります。

横向きの寝姿で膝を曲げた状態から仰向けになると膝は自然に伸びるのですが片麻痺者の膝は一癖あります。

寝てる本人は無意識に膝を伸ばす動作を自然に行うのですが片麻痺の膝は曲がったまま。

膝の伸筋が屈筋に負けてしまい膝を曲げた状態を維持し続けようとする。

単純に膝を伸ばす動作でも伸筋を意識して膝を伸ばすしかないです。

グゥゥ~ン!って感じで思いっきり力を入れる。

就寝中の無意識に膝を伸ばそうとする動作が安眠を妨げる原因になるんですよね!

2012年5月2日水曜日

車の運転

入院中から不安でしたね!左の腕が使えないので、右腕でハンドルの左側にあるレバーに届くかどうか?
アクセルやブレーキペダルを踏む脚のことは不安はなかったです。
まさか半身麻痺になることを想定して発症する前から片側の腕だけで運転してみるって考えてもなかったので右腕だけでハンドルの左側のレバーを操作するってのはまったく経験がなかったです。

なので運転席に乗り込むこと。右腕だけで運転できるかどうか。は実際にやってみるまでかなり不安でした。

リハビリ病棟に転棟してひと月と一週目で外出の許可が出て日帰りで家に帰る途中で運転席に座るチャンスがあり、これまでの不安はすべて解消しました。


「不安はすべて解消」???

本当にそうなの??

ええ!まぁ身体的な面での運転に必要な最低限度の動作はできると判っただけなのですけどね。

↓以前にこのブログで公開した内容が実際に起こってたので車の運転を再開した当時から左前方と左側方への配慮は常に意識してきました。

[救急車で謀大学病院へ ]
http://piqux.blogspot.jp/2012/03/blog-post_13.html



[言語聴覚士]
http://piqux.blogspot.jp/2012/03/blog-post_21.html


なにしろ入院中に視野の一部分が認識されない場合があることを意識させられたので運転中にも同じ症状が出るかもしれない。

退院当時はそのように思ってました。

「視野の一部分が認識されない」・・・これを半側空間無視と言うそうです。

もし万一、日ごろから半側空間無視の症状が出てるとすれば「運転は控えるべき」と主治医から意見されてしまい、免許の更新は難しくなってしまいます。

実際に運転するようになって気付いたのが路側帯やガードレールに接近しがちなことです。

左側に寄りぎみなのは健常なころからその傾向にあったので「癖」だと思ってます。

ひょっとしたら左側の車幅の感覚が鈍ってしまってるかも知れないですね。

道端に立つ歩行者やバイクの追い抜きにはかなり気を使います。

2012年5月1日火曜日

太腿のお肉

長下肢装具を使い始めて今日で4ヶ月と10日目です。
膝上15センチくらいのところに太腿用のバンドがあるのですがこのバンドのおかげで太腿が「いびつ」になってます。
お肉が偏ってしまって・・・・(淋
装具が要らなくなったら数ヶ月で元に戻るでしょうからそれまでの辛抱だと思ってます。