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2012年5月10日木曜日

「踵」の感覚

麻痺側の脚は入院当初に感覚はありませんでした。

触覚っていうんですか?

触れたときとか圧迫した感触を全く察知できませんでした。


早期に感覚が戻ってきたのは足の踵でした。入院期間中1ヶ月ほどの間、患側の踵の部分だけ10ミリ補高した履物を履き続けてたせいか、踵の「違和感」に気付くようになってたのですが、現在ではその違和感も薄れ、すっかり馴染んでしまったようです。


あの頃の踵の違和感の正体は立った状態で全体重を支える踵の感覚が戻ってきたからだと思ってます。

当時、立ち上がると患側の「踵」だけ少し嵩増ししたような、左右の足の踵の高さが違うような感覚を体験してました。

もっとも、入院中の一時期ですが私の患側の靴の踵は実際に補高/段差が付いてました。

その補高を取り外して使わなくなってから違和感を強く感じるようになったんですよね!


入院中のリハビリで、仰向けで足裏をマット面に押し付け膝を立ててもらった際、屈筋が弱かったのでその「膝」を立てた状態を維持できずに、「スルルン」て感じで膝が伸びてしまう。

ですが、下肢に感覚がほとんど無かった頃は膝が伸びきったことさえも目視してないと気付かない。

踵に補高するようになってしばらくしたら、仰向けで目視して無くても踵の微妙なズレや圧迫感に気付くようになってました。

仰向けで膝を立て「お尻上げ」の動作をするのですが患側の膝が伸筋に負けてしまいズルズルと膝が伸びてしまうのですが、そのときの踵が受けるマットの擦れる感触が判るようになってたんですね。

退院4ヶ月目の最近も踵の感覚に関してはほとんど変わってないような気がします。

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