::::ぶん回し歩行::::
後脚を前へ振り出す動作が直線的でなく半円を描くようにぶん回すこと。
徑性麻痺による膝関節伸展拘縮が主な要因らしい。
弛緩性麻痺でも癖になる。
私が専用の長下肢装具を使うようになってしばらくしてPTに指導されたのがぶん回しを意識して避ける歩行でした。
リハビリセンターの汎用長下肢装具を使い出したころはぶん回しは重視してなくて「股関節で下腿を引き上げ、患側脚を振り子のように前に振り出せる」ようになるかどうかが目標でした。
入院中も退院後も動作はかなり鈍く、歩行速度も遅かったのでぶん回しを回避しながら歩行するのは比較的に容易でした。
最近は・・・
歩速が22メートル/分だったのが32メートルに跳ね上がってぶん回しの傾向が強くなってます。
身体能力がほんのわずかに向上した。と考えてますが、総合的には均衡の取れてない身体です。
速く歩けることを目標とするのはどうやら間違っていると考えるようになってます。歩行の基本的な動作と下肢の機能回復が目標であるべきだと思います。
ということで・・・
昨日書いた「膝を伸ばして踵から接地」の件も合わせてこのぶん回し歩行の傾向を増長させないよう方針(大袈裟?を変更です。
結論
歩行リハ
『ロック解除するなら極力「膝を伸ばす」を意識し「踵接地」になるよう癖付くまで努力する(辛』
『歩速を速めない(楽』『長い距離を歩くのは控える(楽』
室内リハ
『足踏み動作を歩行リハでの歩行時間と同等以上に行う(辛』
『仰向けでの腿上げ膝伸ばし動作を見直す(辛』
反省
少しだけ歩速が速まったのを良いことに速く歩くことだけを意識するようになったのは盲点だった。
膝関節や足首の動きが十分に出てないのに速く歩こうとするのはぶん回しを根付かせるはず。
膝関節をしっかり伸ばせないで立脚するのは、拮抗筋が不十分なので膝への負担が大きい。
正直なところどう対応すれば正しい答えなのか?解りません。
明らかなのは膝関節の拮抗筋が働いてないことと分回し気味な歩容になりつつあること。
この先どんな動作を取り入れるべきかもっともっと時間をかけて模索したいと思います。
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