QLOOKアクセス解析

2012年11月2日金曜日

亜脱臼の傾向⑤


[肩の亜脱臼はなぜ起こる]要約()はぴーくすの補足

『(健常者の肩が簡単に亜脱臼しないのは)一般的には肩関節の安定化機構が働くからです。
1.肩関節内の滑液は潤滑剤として働く以外に吸着作用もあり、スライドガラスを二枚重ねた時のように左右へは動いても引き離しは困難になる、

2.関節窩と関節唇はゴム製の吸盤のように上腕骨頭に吸い付く、

3.関節腔内は関節液で満たされ、陰圧になっている(注射器に蓋をして内筒を引っ張った状態)、が働きます。

さらに動的安定化機構として、筋や靱帯が脱臼を防ぐように働きます。前者は主に中間可動域、後者は最終可動域での支持性に関与すると言われています。

正常ではこれらが複合的に働くわけですが、麻痺が起こるとこれらの安定化機構のいずれか或いは全部が働かなくなり、結果的に亜脱臼が起こりやすくなります。』

#二つの安定化機構とは・・・
・『滑液に吸着作用』
・『関節窩と関節唇は吸盤』

『麻痺が起こるとこれらの安定化機構のいずれか或いは全部が働かなく』なるってことはつまり、『吸着』『吸盤』の機構に関してキチンと解明されてない分野だと言うことでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿