ついさっきまでと違う足取りになり、つま先の引っ掛かりが全く無くなってスイスイと歩けるようになったのが、実は緩い下りのスロープだと直ぐに気付いたのですが、それが何故なのかは解りませんでした。
うっすらではありますが下りスロープでの歩行の謎が解けそうなのでここに覚書として書いておきます。
長下肢装具使用の前提で…
緩やかな下りスロープの場合
1)患側脚が遊脚から支持脚に移行する瞬間、踵から着地し(平地よりも下り勾配の分だけ強め?の)低屈位となる。
2)強めの低屈位になると同時に膝を前に押し出す力がGSの低屈制動で発生する。
3)すでに支持脚となった [患側脚] の膝と下腿に発生した、前に押し出される力で健側の脚が遊脚し支持脚となる。
4)健側脚が踵から着地した瞬間、患側脚は(平地よりも下り勾配の分だけ強め?の)背屈位となり遊脚が開始される。
5)患側脚は、この強めの背屈位を維持したまま前方へ遊脚するのでつま先の引きずりが無い
以降1)に戻り繰り返す。
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