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2012年7月16日月曜日

ロキソニン服用で気付いたこと

痛みや炎症を抑えるNSAIDs(ロキソニン)はその作用機序が降圧剤のβ遮断薬、ACE阻害薬、ARB・利尿薬に拮抗するようです。

「薬剤誘発性高血圧」の原因薬物にNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は列挙されているのですが意外にも医療従事者であっても広く認識されてない印象です。


Ca拮抗剤(アダラート)だけがNSAIDs(ロキソニン)の影響を受けないらしいのでCa拮抗剤を倍の量(20mgを40mgに増量)服用したらうまくいきました。

気にしたのは昼に服用するロキソニンで血圧が上昇するんじゃないかと・・・
この件に気付くきっかけはロキソニンを昼に飲んだ2時間後の測定値が上昇してたからです。

ですが,Ca拮抗剤を増やしたら上昇する気配も、下がりすぎも無いです。

もしロキソニンを服用しないでアダラートを倍の量服用したら下げ過ぎの現象が出てるかも?

気付いたことはまだあります。

特定の降圧剤を増量し、服用するのですがロキソニンを同時間内に飲まなくて正解だったと思います。

この三日間、収縮期圧110台前半、拡張期圧75台後半を常に維持して安定してました。

もちろん夜間も20時頃に降圧剤服用後1時間ほど経過してロキソニンを飲んでました。

翌朝起床後の測定値も十分に下がったままで就寝直前の測定値をそのまま維持し続けてる印象です。

4日目の今朝は物は試しに・・・と思い、降圧剤とロキソニンを同時に服用してみたら・・・・

服用2時間後は昨日と変わらない印象の測定結果でしたが、3時間経過するころから拡張期圧が80台後半となり、収縮期圧も120台後半に上昇しました。
これを書いてる13時には収縮期圧130台、拡張期圧90台を突破し上昇を続けてます(ほんとに笑える!
無闇に降圧剤の服用量を増やしてると言えるかも知れないけど、作用が拮抗されて降圧効果を無くしたので今日は特別です。

特例でアダラート20mg(ジェネリックのニフェランタン20mg)を反省の意味をこめて直ちに服用します。

正常な降圧効果を得られてる時間帯に同じ薬剤を予定時間外に追加服用するのは危険ですよ!

今回は特別ですよ! 特 別!!




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しばらく前にACE阻害薬のエカードを朝服用から夜服用に変更して降圧効果の持続する現象を経験しましたが、これは薬理学の世界では時間治療と言う表現で活用されてるようです。

人の生体リズムにあわせた投薬手法らしきものが注目されてるようです。

たいていは朝から夜間にかけて拘束時間の長い職業に就いてるので自由に薬を飲む行為はなかなかできるものではないので現実的ではないような気もしますが・・・・
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時間をずらして服用する事に関してロキソニンを先に服用するのは作用を拮抗されて減弱する結果になる降圧剤を先に服用するのは正しい選択だと思います。

それに今朝の同時服用で明らかなのは『時間治療』なるものの有用性を再認識した気がします

朝同時服用で徐々に上昇⇒

13時に予定外のCa拮抗剤服用⇒

昼服用予定のロキソニン?

↑今ココで迷ってます。

20mgのCa拮抗剤1錠だけで上昇した血圧を下げる事ができるかどうか?

さらに時間差でロキソニン飲んでも上昇を抑えられる?

無用な血圧上昇は無益なので昼のロキソニンは休薬したほうがいいかも・・・

こんな状況でロキソニン飲んでどうなるかを知るのは無益だと思うのでやはり今日の昼は休薬だな・・・




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