退院間際にPTは階段の上り下りを教えてくれましたが、十分な指導を受けたつもりは無かったです。
膝関節の拮抗筋も足首の動きも出ないままなので、長下肢装具をロックしたままでの階段の上り下りでした。
昇りは必ず健側脚から踏み上がり患側脚を引き上げる。
降りは必ず患側脚から踏み下ろし、健側脚は一つ飛ばしにしないで患側と同じ段に踏み下ろす。
と言う内容でした。
詳しくは解らないですが階段を登る動作は平地での歩行と違いその場で脚を持ち上げる動作と膝を曲げた姿勢を維持する必要があります。
降りる動作はもっと厄介で支持脚の足首がスムーズに背屈してくれて膝関節の拮抗筋が自在に働くようでなければダメです。
なので冒頭のような片側脚だけでの動作が階段昇降時の基本のようなものになってます。
階段で交互に足を運ぶ普通の歩き方は当然無理です。
退院して5ヶ月経ちやっと身体が覚えてくれたな!と思う動作があります。
それは静止した立位からの体重移動です。
・立位から前方に健側脚を遊脚しはじめる瞬間の動作
・立位から側方に健側脚を遊脚し始める瞬間の動作
・立位から後方に健側脚を遊脚し始める瞬間の動作
健常者ならなんでもない動作なので「その瞬間」を意識することは先ず無いと思います。
ほんのちょっぴりだけですが、立位での静止状態から安定した自然な「次の動作」が出来るようになったので[足踏み]の一番最後に書いた足踏み台を利用した動作を取り入れたいです。
一ヶ月前から漠然と「踏み台欲しいな~」とか思ってましたがとうとう機は塾したようで具体的に検討すべきです。
既製を購入するか、材料をホームセンターで買い集めるか・・・・
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