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2012年10月25日木曜日

装具無しで気付いたこと②


装具無しで無しで歩行を繰り返す機会があったのですが、ついでに法具無しの素足での立位動作もやってしまってました。
装具実は装具無しの素足で歩行を繰り返したり、リハビリのための動作を続けるのは危険かなと思ってます。
危険な目に遭うのは足部小指側先端近くのショパール関節
装具無しで素足だと気付きますが「踵」よりも小指側の足裏ではない部分が先に着床するんですよね。
小指側の足裏ではない部分が先に床に付いてしまう現象を内反足と言うそうです。内反足と言う現象は 背屈筋の異常な収縮によるものだと論じたPDFがあります。

[脳卒中後片麻痺患者の内反足変形の成立機序について]

 合わせてたったの2日間の装具無し生活でしたが、内反足の傾向がほんのちょっと強くなった気がしてます。
何を見て気付くのか・・・
両足を揃えて健側の右足先と左を比べると、感側の足先は小指側を前に押し出すように捩れてるように見える。当然右足は捩れてるようには見えない。

以前から確かに軽い内反足のようなものがあり素足でちょっと移動するときにも足裏より先に小指の外側が床に着いてました。
気づき難いことですが、二日ぶりに装具を使用した後に足甲固定バンドを緩めたとたん親指側が足底板から僅かに浮き上がる現象を見てしまいました。
これまでそんな現象見ませんでした。
朝起きがけに健側と比べると内反の傾向がはっきりわかるほど違いが出てる。。[障害の順応の方法としての代償]に書いてあった内容がよぎったのでコピペします。

「~麻痺の回復過程において,共同運動のなかだけで動作を行う習慣がつくと,特に両者の接合部である体幹に,不必要な代償運動を用いた異常運動パターンが完成し,その動作におけるエネルギー効率は低下する.また,重力に抗して動こうとしたとき,体幹の選択的活動によってなされる近位部の固定が不十分であることを代償しようとして,遠位部の痙性は増強することが多い

~脳卒中片麻痺患者が運動コントロールを再学習していく過程では,誤った運動パターンに対して,不必要な筋活動を取り除いていくことが重要である。
ある動作を遂行することが可能であっても,それを努力して行っている場合には,修正を必要とする場合が多い。」

それにしても素足で移動することが足回りの筋に影響することは当然ですが内反足を促進させる結果になるとは驚きでした。
内反足は『不必要な筋活動』なので『取り除け』と言われてもどうすれば取り除けるか?
対応方法は『内反足を誘発』するような動作や装具無しの環境に繰り返し置かないと言うことかもしれないです。

プロフッターと言う内反足矯正用の治療具があるそうですが、そんな大袈裟なサポーターのようなものを使うほど強い内反では無いと思ってるのでわざわざ『内反足を誘発』させることのないように気をつけるだけだと思ってます。

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