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2012年10月16日火曜日

内腹斜筋②


内腹斜筋①で紹介したPDF:[片麻痺患者における下肢および体幹筋の筋萎縮脳血管障害片麻痺患者における体幹筋の二次的に引き起こる筋短縮が筋緊張異常に及ぼす影響]二次的な内腹斜筋の筋短縮が発生してるのではないかと推測する外観上の状態はは以下のとおりです。
上記PDFの2ページ「対象と方法」:「対象」から抜粋してます
「症例1は右片麻痺。~
静止座位での特徴として体幹軽度右側屈位であり、麻痺側肩甲帯は軽度下制しており体幹は軽度左凸の状態を呈していた。
歩行時の特徴として麻痺側立脚中期に体幹左回旋を伴い右側屈を呈していた。」

「症例3は片麻痺。~
静止座位の特徴として体幹軽度左側屈位であり、麻痺側肩甲帯下制しており体幹軽度右凸の状態を呈した。
歩行時の特徴として麻痺側立脚中期に体幹屈曲・右回旋を伴い左側屈を呈していた。」

「症例4は片麻痺
静止座位の特徴として骨盤軽度後傾・左回旋位、体幹軽度左側屈位、麻痺側肩甲帯下制位、体幹軽度右凸の状態を呈した。
歩行時の特徴として麻痺側立脚中期に体幹軽度屈曲を伴い左側屈していた。」

ぴーくすは左肩麻痺。
静止座位の特徴として膝頭より低い椅子に腰掛て両足をそろえると膝頭が不揃いで麻痺側が長く飛び出てる(4センチくらい)ように見えてる。おそらく骨盤右回旋位のためだと思う。
左片麻痺の症例に取り上げらるような体幹の軽度な左側屈位(「く」の字に左に曲がる)はないけど麻痺側の肩甲帯下制位(肩が下がって見える)は僅かにある。
歩行時の特徴としては先日書いた[わき腹のツッパリ感③]に列挙したので省く。歩行中、左側屈があるかどうかは難しいけど腰付近から伝わる動きからして腰が沈んでしまうような感じがするので、おそらく立脚中期の軽度な左側屈はあると思う。

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