患側足の前徑骨筋の動き具合を確かめたくて床に座ったまま膝を引き寄せ踵を床に突けたまま底屈筋を働かせ足首を伸ばす。
伸ばした足首は油圧で押し戻されるのですが、押し戻されるこの時に随意で足首を反らそうとする(背屈)。
反らそうとする動作で前徑骨筋が働く。
指で前スネに触れてると筋が緊張し収縮するのが良くわかる・・・・
ところが、これって、装具を装着しない状態では前徑骨筋の筋収縮は非常に弱い。
GSの凄さが実感できる動作だと思う。
ですが、わざわざ座った状態でグイッと底屈する動作には、ぴーくすにとっては問題があるようです。
しばらく前にペダル回しでやった足首の「あおり」の動作と同じ弊害が出てました。
歩くための動作に必要な足首の動きを違う形で再現してしまうと関係ないタイミングでその筋が収縮する。
ぴーくすの脳は正常な動作を獲得するための学習の過程にあるので間違った方法で学習させると間違った動作を間違ったタイミングで動作するようになると言うことです。なので歩く動作に必要な筋の働きを違う姿勢で再現させてはダメ!椅子にに腰掛ける動作で膝を曲げ始めると踵が浮いてしまうのに気づいてからは床での座位で足首を底屈する過度な動作は控えるようになりました。
GSの油圧の力に負けないように足首を伸ばしてたし、垂足様の不随意で微妙な現象も加わってしまうので影響は大きかったと思います。
不思議なことに踵が浮いてしまうのに気づいてからは、然程日数を要しないで消失してます。
たぶん以前に「同じ現象を解消」させたことを脳が学習してたので思わぬくらい早く対応できたと思ってる。
脳って本当に不思議です。
浮いてることに気づかないでいると不随意なこの運動が増長されていくと考えられます。
こんな考え方の延長線上にぶん回し歩行の動作や、緊張してしまうと肘を突っ張る動作があると考えてます。
だから歩行リハ中に肘が持ち上がってくると一旦歩くのをやめ腕が下がるように意識し続けて、腕を下げてから再び歩き出す。
こんな考え方で代償動作も含めて修正していくしかないと考えてます。
あれれ?タイトルから逸れちゃってるよ?
[踵が浮く]「ほんの少しだけ神経が通い始めた時期に…その部位に無理な運動(適切ではない動作)を繰り返すと脳が間違ったタイミングで指令を出すようになる気がします。」「支え無しにしゃがむ動作をすると患側の足が踵を浮かしてるんですよね!」
[無理やり行う危険性]「いっぱい踏み込んだときは足首を伸ばし」「足裏を床に押し付けたまま足首を伸ばそうとする動きです。後ろに引き倒されるような感覚には本当にびっくりしました。」
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