9月5日の投稿に関連した内容です。
片麻痺の異常歩行について書いたあるブログに・・・「背屈が困難」になる過程が説明されてたので引用させてもらいます。
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②患側の立脚中期では、下腿三頭筋が伸張されるために筋緊張が増強し、背屈が困難となり下腿の前方移動が起きず、股・膝関節屈曲の減少、さらに健側下肢も十分に振り出せないために歩幅が短縮する
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私が7月14日に投稿した内容に[膝関節の拮抗筋]と題して「改善できた動作」として「初期の頃は安定させることが出来ずに僅かに外方向に踏み込んでしまってました。」とか「「足首の背屈によって上体を前へ誘導し体重移動を図ってる」ような気がします。」とか書いてある。
またこんなことも・・・
「荷重して無いなら任意で少しは背屈出来るのですが立ち上がって荷重してると低屈する筋が過緊張してるようで、立ったままでの任意の背屈動作は無理です。」
冒頭のブログ主さんの説明からすると下腿三頭筋の異常緊張が原因で「下腿の前方移動が起き」ない。
私流の表現では、背屈方向とは逆むきの低屈する力が異常に強く働くので患側で踏み込んだつま先のほぼ前方(通常の位置)に健側脚を踏み下ろせず、「僅かに外方向に踏み込んでしまっ」たということです。
下腿三頭筋の強く異常な徑縮で下腿の前方移動を妨げられた代償の運動が「僅かに外方向に踏み込んでしまっ」たということなんでしょうね。健側の脚をうまく踏み込めずに自分なりに憶測し対応してましたが、「足首の背屈によって上体を前へ誘導し体重移動を図ってる」と言う憶測はどうやら間違いではなかったようです。
立脚中期での背屈動作で下腿三頭筋が伸張され同筋の緊張増強⇒立脚中期の足首背屈困難⇒下腿の前方移動困難⇒健側踵接地位置のズレが起こり違和感となる。
と言うことなんですよ!
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