2012年4月1日日曜日
出会った人達③
私がリハビリ病棟に来て4日目に80位のじいちゃんが退院してその後に転棟してきたのが○○中さん。確か二日くらい空けて転棟してきた記憶があります。
・二年位前に脳梗塞を発症したのですが脳の左とも右とも言えないところで発症した。大した後遺症が無くて3ヶ月で退院させられた。
・今までなんでも無かったのに足首が動かなくなって躓いて転んで救急車呼んだ。
どうやら再発症。
・頻尿があったので診て貰ったら膀胱結石が見つかり、治療の重点が泌尿器科に移った。
おおまかに以上のような経緯を聞いてきました。
尿道カテーテルを挿して尿バッグをぶら下げたままリハビリセンターを往復するのはとても辛そうでした。
定年まで防衛庁に勤め、退職金を全部無駄遣いし、奥さんから見放され、一人息子との会話も少なく、生きがいを失くしてるような素振りでした。
話に聞く奥さんは週一回のペースで○○中さんの衣類を交換に来るのでそのうちに姿を見るだろうと…。
他人の奥さんを悪く言ってるつもりは無いですが○○中さんから聞いてきたとおり無愛想でした。何しろ目と目が合って挨拶しても無視されました。(笑
前もって聞いてたので「はは~ん!」と思う程度で…(笑
この○○中さん、本当に財産を食いつぶしてしまったようで、目先の出金も儘ならず奥さん任せでした。
それも当人同士での会話が全く無い。
あっこれ以上は個人のプライバシーに関るのでこの辺でやめときましょう(笑
結局、○○中さん(73歳)は3ヶ月目で退院しましたが
足首の随意運動は出来ないままでした。コンパクトになった尿バックをズボンの内腿にぶら下げたままの退院でした。二ヶ月ごとにバルーンカテーテルの交換で通院するそうです。
この方とは同じ病室で3ヶ月もの間過ごした関係上、退院した直後は寂しい思いをしてしまいました。
私が退院して2週間後には何かと言い訳しながら○○中さん(73歳)と再会を果たしたのは言うまでもありませんが…。
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