リハビリ病棟に転棟してきて1カ月もしないうちに他の病気が発覚して大手術になってしまった人の話です。
年齢相応に見えないのは[出会った人達⑦]で書いた大○○さんも同じですが○○形さんは、もっと若く見えました。
女性を観る目の無い私が言うことは当てになりませんが…。
このお二人、年齢が近いはずです。初めてお会いしたのもほぼ同じくらいのころでした。
○○形さんはあの大震災の日にガチャガチャになった居間の片付けでうつ伏せになったテレビを起こそうとしてシリモチを搗いてしまいお尻?の骨を骨折し入院してたようです。
初めてお会いした頃は思い至りませんでしたが6ヶ月目だったんですよね…怪我してから…。
私の取り違い出なければ骨折で入院してるのに結構長いんですよね。
○○形さんは歩行器を使って移動してたのですがときどきお茶目な行動でハラハラさせられました。
歩行器のフレームに両足を乗せて移動してみたり、洗濯の衣類を乾燥機から取り出すのに歩行器に足をかけて背伸びしたり・・・
一見危なさそうなお遊びを平気でやるんですよね。
気持ちの「余裕の現れ」だったんでしょうか?
リハビリ病棟に来て3週間経たないうちに突然姿を消したのですが、ヘルパーさんに聞けば具合を悪くして他の病棟に移ったと言う。
しばらく経ってリハビリセンターで本人にばったりお会いし状況を知らされました。
「子宮を全摘出してもらうことになりました。」とニコッとしながら話してくれたのですが、
心中を推し量れるものではありませんでした。
私が退院予定の月に入って早々のこと…リハビリセンターで○○形さんに再会できました。
「人工肛門も付けてもらったのよ♪」と軽い感じで始まり
「(住まいの)近くの病院に移ります」
「(こんな状態になっても)これからじっくりお付き合いしていくのよ♪」と、
左わき腹付近をさすりながら話してました。
短期間のうちに子宮の全摘出と人工肛門は話を聞いた私が大変なショックを受けました。
当の本人の心中は推し量れませんが芯のしっかりした人じゃないと自分自身を見失ってしまうかもしれないなーと当時考え込んだりしました。
前向きで積極的にプラス志向を保ち続けてる○○形さんの精神力とそのレベルは凡人の私には垣間見ることも出来ない領域だと思います。
お住まいの地域を聞いてるので出来る限り早い時期にお会いしたいですね~♪
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