リハビリ病棟には様々な病状の人達が集まってきてました。
ベッドで寝たきりの人も珍しくないです。
感情?をコントロールできてなかったり?して深夜になると叫び声をあげるだけの人もいました。
詳しいことはサッパリですが、脳梗塞とか脳溢血がきっかけでそんな状態になったりするそうです。
言葉を失った人も3人ほどいました。
話しかければ反応するのですが、「頷く」とか「横に振る」とか口を開けて「アー」とか「ウゥー」とか何かを伝えようとしたり…。
その3人とも自力で車椅子を使ってました。
ベッドから自力で車椅子に移乗できる人はまだ良いんですよね。
私が接することが出来たのは広間や廊下に出てきた人だけです。
ベッド上で起き上がることすらもできない人も沢山いるようで…。
ある人は、3ヶ月以上もベッドを離床することが無かったのにコップを持って歯ブラシする姿を見かけたときはほんとうにびっくりしました。
歩く姿は少し小幅な気がしましたが足取りはしっかりしてました。
私のように片麻痺でありながら早期から立ち上がれたのにまともに歩けない者の側から見ると羨ましかったですよ。
突然 立 っ て 歩 く のはほんとうにびっくり!です。
広間で、皆さん揃って食事を摂るのですが、壁際に本日のリハのスケジュールが名前入りでホワイトボードに掲示されている。
私が転棟してきた頃からず~っと一人部屋で、退院する様子の無い人がいる。
ホワイトボードに掲示した名前を観察してると気付くんですよね…。
当然、最初の頃は気付かなかったですが3ヶ月目過ぎてもここにいるのは不思議でした。
どうやら外国の人らしく身寄りが日本国内にいないらしい。
ヘルパーさんの話によると毎晩のようにすすり泣いてるとか…。
どんな事情があるのか解らなかったですが、国に帰れたのかな?とか思い出してしまいます。
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