QLOOKアクセス解析

2012年4月30日月曜日

腰が撚れる

入院して一月ほどの頃は立ち上がるのは造作ないことですが一歩も踏み出せなかったのはまだ記憶に新しいです。

立ち上がると腰が撚れるんですよね!

腰が捩れるってイメージできますか?

例えてみれば人型に切った紙です。

ペラペラしてて腰の部分が不安定な状態です。

フニャッとして腰に安定感が無い状態です。

そんな状態でした。

入院2ヶ月目あたりで当時のPTに指導してもらったのが膝立ちでのある特定の動作です。
膝立ちでの特定動作。たったそれだけで日を追うごとに腰に安定感が出てきてました。

逆に言えば2ヶ月もかかってようやく立つ為の姿勢を保つ下地を作れるようになったと・・・・
よほど程度の悪い患者だったと・・・(汗

2012年4月29日日曜日

最近のリハビリ

メニューの実施時間帯と実施場所です。

最近は時間帯も場所も分散してます。

その理由はご推察お願いします。


日中        :膝歩き=寝室
           :膝踏み=布団の上
           :仰向けでの腿上げ=布団の上


随時        :ペダル踏み=リビングの椅子の上
           :立位足踏み=キッチン
           :片足バランス=キッチン
           :腿上げ=リビングの椅子の上


就寝前     :腹筋=布団の上
           :尻上げ=布団の上
         


・改めて書き出すと「手」のほうのリハビリらしきものが無いですね~(汗;
・特定の動作のために自転車荷台に使うゴムロープ使ってます。相応しいかどうか判りませんが・・・(汗汗
・最近は毎晩、就寝前の下肢のストレッチ。1日ごとに上肢のストレッチ。

2012年4月28日土曜日

わき腹のツッパリ感②

先日朝起きた際に右側の腰の骨が痛んだので・・・もしや・・・と思い日ごろの腹筋の動作を休止しました。

今朝でで休止三日目あたりですが布団からの起きがけで気付いてしまったんですよ(汗・・

普段なら朝、布団から立ち上がる動作は結構大変です。

立ち上がる過程での上半身と言いますか?背筋を伸ばす動作で酷く硬いんですよ。

ところが腹筋の動作を休止して三日目の今朝、布団からの立ち上がりの感触が全く違う。

背筋が硬くないんですよね!動作が軽い!!ス~ッと立ち上がれたのはちょっと驚きました。

「硬いのは腹筋のせいだったのか!」・・・よほど普段繰り返してる腹筋動作の姿勢が悪いのか・・・無理な回数を繰り返してるのか・・・

腹筋の動作の名称というかパターンは解らないので::::仰向けから左肩を右側へ突き出すように行う斜め腹筋:::とでも言いますか・・

これを左右100回ずつと通常の真直ぐな腹筋、これを100回、合計300回やってました。

やりすぎですかね?

無理の無い回数だと思ってたのですが起き掛けの上半身の硬さがこの腹筋の動作にあると気付くのが遅すぎる気がします。

何しろ入院中から続けてきた動作ですから・・・。

腹部の形状に変化が出てきてるんですよね!(ドヤ!(笑

わき腹のツッパリは相変わらずですが、腹筋を休止してからツッパリが和らいだ気がします

腰の痛みが消えたのでそろそろ腹筋の動作を再開します。

ちなみに・・・・

諸般の事情によってリハのメニュー内容は同じ時間帯に集中させずに分散してます。
その内容を明日にでも公開しようかな・・・・。

2012年4月27日金曜日

膝歩き

昼間は六畳間を利用して壁際を反時計回りにグルグル膝歩きしてます。

患側の足首は尋常ではないので膝歩きにはかなり支障が出ます。

膝立ちになると同時に足首に強い背屈が出てしまうんですよ。

たいていは足首を落ち着かせて(足首を伸ばして)から膝歩きを始めるのですが、そのうちに強い背屈に戻ってしまう。

健側の右足首は畳にぺたりと伸びきってるのに左足首は曲がったままなので微妙にバランスが悪い。

患側の膝頭だけで体重を支えようとすると曲がった足首のせいで不安定です。

もしかしたら私のバランス感の無さが原因だったり、膝歩きに必要な筋がまだ働いて無いかもしれないですが、これは足首のせいだと思い込んでます。

それで・・・、本来なら支え無しで膝歩きすべきで理想だと思うのですが、上記のような状況なので患側の膝に十分に体重を乗せることは無理なような気がします。

健側の壁を軽く支えにするだけで安定した膝歩きができてます。

2012年4月25日水曜日

血圧記録

4年ほど前に刊行物に付属してたEXCELのBOOKファイル。

内容はTODAYとOFFSET関数を使ったもので血圧を記録しグラフ表示するものでした。

元になったbookファイルは紛失しましたが、元ファイルを改造してより使い勝手を高めたbookファイルは4年前から私のPCに保管されてました。

保管してただけなので血圧記録を取り続けてきたのでは無いですが、今回退院して1週目ほどから血圧の記録を取るために再び使ってます。
血圧の記録を取り続けてほぼ3ヶ月経過したので・・・

高血圧が原因で脳溢血を発症した私にとっては何か因縁めいたものを感じるbookファイルです。



就寝前と起床時の血圧を記録し続けると早朝高血圧?なるものの傾向が一目で判別できたり脈圧と平均血圧から動脈硬化の傾向と抹消血管の硬化の傾向を推察できるよう工夫してます。

2012年4月19日木曜日

膝過伸展


膝がガクンと伸びきってしまう現象。

これを膝過伸展と言うそうです。

太腿の前の部分の筋肉と太腿の後ろの部分の筋肉が協力しあって膝の関節が伸び過ぎないようになってるそうです。

膝関節に関係する筋肉がバランスよくうまく働かないと膝は故障するそうです。

「膝の故障」・・・私にとって片麻痺であることよりも一番嫌な響きを持った表現です。

脳溢血で片麻痺になったのですが、万一、この先、膝の故障も抱えるようになったら何だか侘しくなりそうです。

解っていながら高血圧を放置したために脳の血管が切れたのですが、もうこれ以上爆弾を抱え込むような生活はしたくありません。

と言うことで膝の「正常な働き」を取り戻すために慎重に取り組んでます。

膝立ちでの前方ステップ(膝歩き)が膝過伸展に効果があることを知り、膝のお皿付近の痛み具合を見ながら続けてきました。



最近、立位での下腿の持ち上げ(後ろへの蹴り上げ)が目に見えて変化してきてます。

まだまだ(実用に及ばない)なのは解ってますが日ごろの動作が効果として出てきたと思ってます。

下腿の後ろへの蹴り上げは脹脛と太腿の裏が付くくらいの状態を10とすれば3弱だと思います。

しばらく前は蹴り上げの動作を意識しても難しかったです。0~1でした。

膝の動きに関しては膝歩きしかやってませんのでたぶん「膝歩き」によって太腿裏の筋肉が刺激された結果だと思います

2012年4月17日火曜日

長下肢装具 ②

先日カットダウンして短下肢に変更したばかりですが、時期尚早だと判断したので再び長下肢に戻しました。

できれば屋内では短下肢、外出は長下肢、と「 手 軽 」に使い分けたかったです。

固定用ビス(ボルト)の形状と支柱のネジ孔の強度に不安があり着脱(セットアップ、解体)を頻繁に繰り返すのはネジ山を痛める原因になるはずです。

さらにこのボルトはマイナスネジ仕様となっているので扱いづらい印象があります。

金属支柱の外側に出っ張りを極力無くすために選んだ仕様でしょうが、使う側からすればちょっと不便です。

頻繁に長下肢⇔短下肢を繰り返す状況を想定してもっと工夫した装具を提供してほしいものです。

2012年4月16日月曜日

わき腹のツッパリ感

身体の左半分が麻痺してるのですが左わき腹付近から背中の左半分の違和感には辟易してます。

この違和感なのですが、筋肉が突っ張る感じです。

触ってもらって「硬くなってる?」とか聞くのですが違和感のない右側との違いが解らないらしい。

思い返すと入院中にもこのツッパリ感が気になってOTに聞いたのですが「硬くなってないよ!」のような返事をもらった記憶があります。

筋肉が突っ張ってるような感覚なのですが、どうやら第三者に触ってもらってもその違いを感じ取れないようです。

なのでこの違和感にどう対応したらよいのかさえも解ってませんが、私なりの判断でストレッチのような動作と姿勢を続けてます。

・椅子に腰掛けたままわき腹付近の筋肉を引き伸ばすように体側を横に曲げたり、上体を捩る

背中を丸めて屈んだり背中を反らす

上記のストレッチ動作は多少は効果あるようで、腰掛けてるといつでも出来る動作なので取りあえずは続けてます。

ツッパリとか違和感を感じてるのは「広背筋」だと思います。

2012年4月15日日曜日

手帳

申請してた手帳が支給されました。

上肢2級/下肢4級の第1種2級です。

これで立派な身体障害者ですね^^

不思議なものですが左腕を隠すようにポケットに入れて歩いてましたが受け取った当日からポケットに隠さなくなりました。

2012年4月14日土曜日

PROサポーターの使用中止

初めて膝立ちになったときに膝の痛みらしきものを感じて、PROサポーターを使うようになったのですが、膝立ちでの動作を開始してすぐには痛みを感じませんが膝頭に与える荷重はかなりなものらしく15分ほど動作を続けると痛みを感じます。
 [膝関節過伸展対⑥ ]
http://piqux.blogspot.jp/2012/03/blog-post_15.html


痛みを感じはじめたら膝立ちでの動作の終了です。

これはウレタンパッドだけでの動作でも同じだと解ったのでPROサポーターは使わなくなりました。

最初の頃の膝の痛みは運動不足から来るストレスが原因でしたが、締め付けの強力なサポーターは圧迫感がストレスになります。

マジックテープによる締め付けサポーターは、片腕だけでは一人で装着できないのが難点です。

かと言ってまったく役に立たなかったわけではないです。

膝立ちでの荷重から来るストレス痛?をある程度は緩和してくれたんですよね。

2012年4月13日金曜日

長下肢装具

時期尚早かもしれませんが長下肢装具を短下肢にカットダウンしました。
膝立ち前方ステップやペダルトレーナーの効果が出てきたようで膝の過伸展が緩和?してきたからです。

朝、寝床から立ち上がった時の膝の伸展具合に変化を感じてます。

[膝立ち前方ステップの効果 ]

太腿の部分の金具が無くなったのでバンドの「締め付け」による窮屈な感じがなくスッキリしました。

専門家の意見を聞かずにカットダウンのタイミングを決めたのでちょっとだけ不安はありますけどね…。 

2012年4月12日木曜日

腸腰筋を刺激する

ペダルの回転運動では膝頭が外に倒れたり内に倒れたり安定しないし、仰向けになって太腿を上げたりするとグラついてしまう。

これは腸腰筋っていうやつがよく働いてないからだと知りました。

腸腰筋を刺激する方法は椅子に腰掛けたままで出来る動作です。

椅子に座ったままで胸とかお腹に太腿を引き寄せるような動作で良いようです。
ご注意:

片麻痺な私にとっては身体の機能回復のための動作は健常人の筋トレとは全く違うと考えてます。

「鍛える」とか「トレーニング」とか「運動」と言う言葉さえもなんだか相応しく思えないです。

なので私は、「~を刺激」とか「~の動きをする」とか「~の動作」のような言葉を好んで多用してます。
まともに動かない手足をもっと鍛えてよく動くようにしたいのですが・・・などと一人前なことは露ほどにも思ってませんです。はい。♪

2012年4月11日水曜日

出会った人達⑧

リハビリ病棟に転棟してきて1カ月もしないうちに他の病気が発覚して大手術になってしまった人の話です。

年齢相応に見えないのは[出会った人達⑦]で書いた大○○さんも同じですが○○形さんは、もっと若く見えました。

女性を観る目の無い私が言うことは当てになりませんが…。

このお二人、年齢が近いはずです。初めてお会いしたのもほぼ同じくらいのころでした。

○○形さんはあの大震災の日にガチャガチャになった居間の片付けでうつ伏せになったテレビを起こそうとしてシリモチを搗いてしまいお尻?の骨を骨折し入院してたようです。

初めてお会いした頃は思い至りませんでしたが6ヶ月目だったんですよね…怪我してから…。

私の取り違い出なければ骨折で入院してるのに結構長いんですよね。



○○形さんは歩行器を使って移動してたのですがときどきお茶目な行動でハラハラさせられました。

歩行器のフレームに両足を乗せて移動してみたり、洗濯の衣類を乾燥機から取り出すのに歩行器に足をかけて背伸びしたり・・・

一見危なさそうなお遊びを平気でやるんですよね。
気持ちの「余裕の現れ」だったんでしょうか?

リハビリ病棟に来て3週間経たないうちに突然姿を消したのですが、ヘルパーさんに聞けば具合を悪くして他の病棟に移ったと言う。

しばらく経ってリハビリセンターで本人にばったりお会いし状況を知らされました。

子宮を全摘出してもらうことになりました。」とニコッとしながら話してくれたのですが、
心中を推し量れるものではありませんでした。

私が退院予定の月に入って早々のこと…リハビリセンターで○○形さんに再会できました。

人工肛門も付けてもらったのよ♪」と軽い感じで始まり

「(住まいの)近くの病院に移ります」

「(こんな状態になっても)これからじっくりお付き合いしていくのよ♪」と、

左わき腹付近をさすりながら話してました。

短期間のうちに子宮の全摘出と人工肛門は話を聞いた私が大変なショックを受けました。

当の本人の心中は推し量れませんが芯のしっかりした人じゃないと自分自身を見失ってしまうかもしれないなーと当時考え込んだりしました。

前向きで積極的にプラス志向を保ち続けてる○○形さんの精神力とそのレベルは凡人の私には垣間見ることも出来ない領域だと思います。

お住まいの地域を聞いてるので出来る限り早い時期にお会いしたいですね~♪

2012年4月10日火曜日

積み重ね

ひとつひとつの積み重ねがいつの間にかにほんのちょっとだけ良くなると思うしかないですよ。

少なくとも私はそう思ってます。



仰向けになって太股を持ち上げる動作をするたびにちょっと悲しくなるんだよね!

相変わらずしっかりしてなくて安定感が無いのでグラリとなってしまう。

思い返せば昨年の九月ころは右腕で腿裏を持ち上げて脚を揃えたりしてたのに最近は右腕を使わなくなった。

床から立ち上がるのに膝立ち様にならなくても立ち上がれるようになったし、
風呂場にある丸イスから何かに掴らずに立てるようにもなった。

右脚がしっかりしてるので当然だよね!ほんのちょっとだけ踏ん張る力とバランス力が良くなったし…


「良く 頑 張 っ た」 と家の者は誰も言わないので自分で誉めたい「よくがんばった!」

毎日コツコツ積み上げてるしかないんですよ!

だから仰向けで太股を持ち上げてもグラつかない日がきっと来るさ~♪

2012年4月9日月曜日

電動ペダル⑤

利用してるペダルトレーナーは電動式で携帯できる軽さです。


普段私の居場所はリビングの椅子の上=(皮肉だよね?(笑。 =ですが、クルクルも普段の私の居場所「椅子の上」でやってます。


このクルクル回す動作と椅子の位置?ペダルまでの距離?は運動に大きな違いがあるようです。


1)椅子の間近までペダルを寄せて回転運動する。

2)ペダルの位置を椅子から離して回転運動する。


しばらく前はクルクル回すと膝頭が外に倒れたりしてたのですが最近はいくらか改善してます。

ペダルの位置を引き寄せて1)の状況を作り出すのですが、極端にぎりぎり(ペダルの回転で踵や脹脛が椅子に触れない程度)だと

膝はほぼ曲がったままで回転運動し

「不安定な膝の動き」というか「膝のアンバランスな筋力」が目立つようになり、

「外に倒れなくなった」膝が内側に倒れ気味になるようです。

太腿の姿勢を維持する筋力がまだまだ弱いせいでしょうが、一つ一つ積み上げていくしかないです。

2)のペダル位置にすると太腿の裏の筋力がしっかり出てないので膝の状態を維持できずにほぼ伸びきった膝頭に落ち着きが無いです。

1)と2)の間にある、ちょうど良い位置でクルクルするのは今までと同じですが、腸腰筋への刺激をより多く取り入れた動きを増やすしかないようです。

2012年4月8日日曜日

出会った人達⑦

原付バイクで

安全確認しないで左折したら

右方向から直進してきた乗用車に

接触して転倒し

左側の腰付近にヒビが入り、左手首付近を骨折?し

救急車で運び込まれたそうです。


この人に出会ったのは私がリハビリ病棟に来て3週目だったと記憶してます。

最初は車椅子。2ヶ月経ったころには杖突いて恐々ヒョコヒョコ…。

3ヶ月目近くになって慎重に杖突ながら退院していきました。

これは今年で71歳になる元気なおばあちゃん(大○○さん)のお話です。

OTが「大○○さんの回復が早かったのは毎日あの階段を上り下りしてたからだと思う」・・のようなことを話してました。

とにかく元気で積極的なおばあちゃんです。

この積極的なおばあちゃんが転棟してきたばかりの頃、夜の食事が済んで小ホールでたむろしてると「まだ時間早いから・・・」と慣れない車椅子を漕いで男のグループの中に割り込んでくるんですよ。

そのうちに私を探して廻るようになり、何かあるたびに話しかけてくるようになりました。
お話の好きな人でしたが他人の悪口めいた言葉は一切出さず終始ご自分の身の上話をしてくれました。

その話の内容がいつの間にか最近起こってることの相談事になってて引き込まれてしまいました。

私は・・・そのおばあちゃんに・・・悩み事の相談相手に選ばれてしまったのですよ。

悩み事って言うかその時々で変わったのですが、気になってしまった事を訴えてくるんですよね!

悪口にはならないですが、同室の方とのちょっとしたトラブルのこととか、入院費用の工面のこととか…。

私が前に出て解決するわけではないですが、思いとか感じたことを共有して欲しかったんじゃないかな?

なにしろ入院生活は特別な環境です。

病状以外のことで誰に助言してもらえばよいのか?、誰に些細な不満をさらけ出したらよいのか?、誰に不安を訴えたらよいのか?

安心できる人が傍にいなければ難しいかもしれません。


私の気性とおばあちゃんの気性はよく似てました。

一本気でダメなものは絶対ダメ!嫌いなものは徹底して遠ざける!言い出したら聞かない!などなど…

特に対人関係では徹底してました。オープンな性格なのに痛い目に遭うと絶対に近づかない、寄せ付けない気性はそっくりです。



私より先に退院しましたが度々病棟に上って逢いに来てくれました。

人情深いところは私とは真逆と言うか似てないと言うか(笑

バイクには「もう二度と乗らない」と仰ってましたが、いつまでも元気でいて欲しいものです。


決して忘れてはいけない大○○おばあちゃんのことでした。。

2012年4月7日土曜日

膝の姿勢

入院中もそうでしたが左脚は端座だと外に開き(外転)気味でした。

気が付くと股の付け根から外にダラリと開いてるんですよね!

クルクルとペダルを漕ぐようになってからですが内転筋を意識的に刺激してきました。

最近は椅子に腰掛けての膝の姿勢?を維持できるようになってます。
ペダリングも最初の頃と比べると強い外旋が減少し、股の外転も少なくなってます。

随意での内外旋はまだまだですね!

退院直後は立てた膝がグラついてたので膝立ちの姿勢から立ち上がってました。

最近は床から立ち上がる動作で膝を引き寄せ脛を真直ぐ立てることが出来ていれば支え無しで立ち上がれるようになってます。

いわゆる胡坐のような状態から患側脚の膝を立て、床に手を突いて上体を持ち上げながら健側脚の体制を整えるわけです。

立ち上がると座り込んでた身体の向きから90°向きが違うんですよね。


寝起きは全身の筋肉が弛緩?してるのでいきなり立て膝の姿勢で立ち上がろうとすると膝の姿勢を維持できずに股関節を痛めてしまいそうです。

起床時は要注意です。

2012年4月6日金曜日

上肢のリハビリ①


左腕の動きは全く出ないまま過ごしてきたのですが、家の者に協力してもらいギーコギーコやりたくなりました。

疲れて帰って来る家の者の時間を奪ってしまわないように気遣ってはいるんですが…。

一昨日の夜、意を決して「寝る時間になったらちょっと手助けして!」と軽くお願いし、仰向けの状態で患側腕を動かしてもらいました。

下肢に関しては前向きですが、上肢は今更ながら何とやらで、時間を割くほどのことなのかな?とか時間の無駄だよね~とか思ってしまいがちです。

動くようになることは期待してないですが筋短縮だけは避けたいので…

正直辛いですね(涙…

でもね…今も私の身体の一部なのですから諦めたり放置することは出来ません。

仰向けでの腕の反復運動は和船の「櫓」(ろ)を漕ぐような動作にも見えるので冒頭で「ギーコギーコ」と表現してます。





2012年4月5日木曜日

出会った人達⑥

リハビリ病棟には様々な病状の人達が集まってきてました。

ベッドで寝たきりの人も珍しくないです。

感情?をコントロールできてなかったり?して深夜になると叫び声をあげるだけの人もいました。

詳しいことはサッパリですが、脳梗塞とか脳溢血がきっかけでそんな状態になったりするそうです。


言葉を失った人も3人ほどいました。

話しかければ反応するのですが、「頷く」とか「横に振る」とか口を開けて「アー」とか「ウゥー」とか何かを伝えようとしたり…。

その3人とも自力で車椅子を使ってました。

ベッドから自力で車椅子に移乗できる人はまだ良いんですよね。

私が接することが出来たのは広間や廊下に出てきた人だけです。

ベッド上で起き上がることすらもできない人も沢山いるようで…。

ある人は、3ヶ月以上もベッドを離床することが無かったのにコップを持って歯ブラシする姿を見かけたときはほんとうにびっくりしました。

歩く姿は少し小幅な気がしましたが足取りはしっかりしてました。

私のように片麻痺でありながら早期から立ち上がれたのにまともに歩けない者の側から見ると羨ましかったですよ。
突然 立 っ て 歩 く のはほんとうにびっくり!です。


広間で、皆さん揃って食事を摂るのですが、壁際に本日のリハのスケジュールが名前入りでホワイトボードに掲示されている。

私が転棟してきた頃からず~っと一人部屋で、退院する様子の無い人がいる。

ホワイトボードに掲示した名前を観察してると気付くんですよね…。

当然、最初の頃は気付かなかったですが3ヶ月目過ぎてもここにいるのは不思議でした。

どうやら外国の人らしく身寄りが日本国内にいないらしい。
ヘルパーさんの話によると毎晩のようにすすり泣いてるとか…。

どんな事情があるのか解らなかったですが、国に帰れたのかな?とか思い出してしまいます。

2012年4月4日水曜日

出会った人達⑤

リハビリ病棟は60床ありましたが、転棟して4ヶ月目までにはほぼ全ての入院患者(入院客)が退院し入れ替わってしまいました。変わらないのは看護師さんとヘルパーさん達だけです。

長い期間入院してると見えてくるんですよね!



看護師とヘルパーさんの仲違いとも取れるようなことがありました

転棟してきて1ヶ月過ぎた頃には一部のヘルパーさん達の人柄が解り、なんでもない会話を交わすようになってました。
そのうちの一人塚○さん(40代半ば?)がある日こんな話をしてくれました。

「誰とはいえないけど酷いことするのよ!坂○○さん(脳梗塞でここに入院してる70手前のお婆さん)の孫が置いていったフォトフレームを使えなくしたのよ!」「可愛がってるワンちゃんのことフォトフレームで観れて喜んでたのに…」

なんでも、強引にコンセントを引き抜いて仕舞わせたらしい。

理由は良く解らない。

塚○さんの話し方から伝わってくるのは人道的に大きく外れた言動で一方的に制圧するようなやりかたをされたと…。

何か個人的に坂○○さんの何かが気に入らない人が陰でこっそり苛めてるのかなと思ったりしました。

坂○○さんは後遺症で立ち上がることもスラスラ語ることもできない。

そういうのを見越して誰にも知られないように人権を蹂躙するような行為に至ってると…。

そのように受け取れる内容でした。

坂○○さんから経緯を直接聞いた塚○さんはフォトフレームをセットし直したそうです。

ところがその日の夜のうちにコンセントを引き抜かれて片付けられたそうです。

「気に入らないことがあって苛めてるんだよ。

更年期障害だろうから解ってても自分でどうにもならないこともある。

可哀想なのは坂○○さんだけじゃないんだよ。」

ということで矛先を収めてもらったのですが、どうも気になって仕方ない。

「この病棟には人権を無視するやり方で患者の自由を奪う人がいる、改善をお願いしたい」

と病棟内のご意見箱に投書しただけでは物足らずに

看護士長と交渉しました。

どうやら事の真相は士長さんの病棟経営の方針らしい。

全て士長さんの指示だと解り氷解したのですが,可哀想なのは坂○○さん。

対応した看護士さんの説得力に問題があるし強引だし、坂○○さんには趣旨がちっとも伝わってない。

後日、塚○さんに話す機会があったので、「あの看護士は士長に指示されてやっただけ、悪気は無い。

だけどやはり更年期障害には違いない。」

など伝えました。

その看護士さん、仕事の振りを見て気付いたのですが、テキパキしてて好印象です。

悪くは無いんですよね!

人の片面だけ見て「悪くは無いんですよね」は簡単には言えませんが、やはり悪くは無いんですよね!!

ただ性格が勝気で気が強い。

言葉を選ばないで伝えたいことをズケッと言ってくるあたりは

反りの合わない人にはキツイかも知れないです。

坂○○さんの一件で病棟運営の是非にまで口出ししそうになるのに気付いた私は傍観者を決め込みました。

坂○○さんは私が転棟してきて3ヶ月目ころに転院?しました。

塚○さんによると私の知ってる介護施設に移ったそうです。

取りあえずこれでヘルパーの塚○さん、坂○○さんのことは 終 わ りです。

2012年4月3日火曜日

電動ペダル④

ゴムロープとゴムボールはそれなりに効果があるようです。

よく解りませんが脚の内転に関してだけですよ!

それに相乗効果?だと思いますが足の外旋する力が弱まってきた(って言うか不要な力が少し抜けた?)気がします。

使い始めた頃はやっとのことでペダルに乗せバンドを締めたのですが、あっという間に外旋してグイグイとマジックバンドを引き剥がしたものでした。

患側脚の極端な外倒れが無くなり、大雑把ですが健側膝の回転運動に近い動きとなってます。

似てるだけで全く違うのですが…。

ブレの少ない回転運動が出来るようになってるのは、太股の姿勢維持が出来るようになってきたからだと思います。

2012年4月2日月曜日

出会った人達④

〇〇中さんが転棟してきて5日ほど経ったころ隣の部屋に転棟してきたのが栗〇〇さん。
上ってくる数日前にリハビリセンターでたまたま声をかけ顔見知りになってました。
…なので転棟してすぐに私を訪ね、部屋にやってきました。

最初の頃は全く気付かなかったのですが、この人は変人でした。

何しろ高血圧症は「酢を飲んでいれば大丈夫」と聞いたのを真に受け、毎日欠かさず飲み続けてたらしいです。

真夏の日差しが厳しい8月の半ばに熱中症と同時に発症したのは脳溢血でした。

話を端折ってしまいますが、常に上から目線の人でした。(笑

おまけに「他言無用」の意味を解さない街宣車のような存在でした。(笑

私個人としてはこの人がいる同じ空間の空気さえも嫌いましたね(笑

リハビリセンターに行くためにエレベーター利用するんですがこの人が後から入ってきたので「おさきにどーぞー」って出てしまいました。

それほどに嫌ったんですよ!イヤな思い出をいつまでも留めて置くのは性に合わない。

サッサと忘れてしまいましょう♪

栗〇〇さんのことはこれで お・し・ま・い

2012年4月1日日曜日

出会った人達③


私がリハビリ病棟に来て4日目に80位のじいちゃんが退院してその後に転棟してきたのが○○中さん。確か二日くらい空けて転棟してきた記憶があります。

・二年位前に脳梗塞を発症したのですが脳の左とも右とも言えないところで発症した。大した後遺症が無くて3ヶ月で退院させられた。

・今までなんでも無かったのに足首が動かなくなって躓いて転んで救急車呼んだ
どうやら再発症。

・頻尿があったので診て貰ったら膀胱結石が見つかり、治療の重点が泌尿器科に移った

おおまかに以上のような経緯を聞いてきました。

尿道カテーテルを挿して尿バッグをぶら下げたままリハビリセンターを往復するのはとても辛そうでした。

定年まで防衛庁に勤め、退職金を全部無駄遣いし、奥さんから見放され、一人息子との会話も少なく、生きがいを失くしてるような素振りでした。

話に聞く奥さんは週一回のペースで○○中さんの衣類を交換に来るのでそのうちに姿を見るだろうと…。

他人の奥さんを悪く言ってるつもりは無いですが○○中さんから聞いてきたとおり無愛想でした。何しろ目と目が合って挨拶しても無視されました。(笑

前もって聞いてたので「はは~ん!」と思う程度で…(笑

この○○中さん、本当に財産を食いつぶしてしまったようで、目先の出金も儘ならず奥さん任せでした。

それも当人同士での会話が全く無い。

あっこれ以上は個人のプライバシーに関るのでこの辺でやめときましょう(笑

結局、○○中さん(73歳)は3ヶ月目で退院しましたが
足首の随意運動は出来ないままでした。コンパクトになった尿バックをズボンの内腿にぶら下げたままの退院でした。二ヶ月ごとにバルーンカテーテルの交換で通院するそうです。
この方とは同じ病室で3ヶ月もの間過ごした関係上、退院した直後は寂しい思いをしてしまいました。

私が退院して2週間後には何かと言い訳しながら○○中さん(73歳)と再会を果たしたのは言うまでもありませんが…。