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2013年5月6日月曜日

松葉発酵飲料(酒)/3回目の収穫

3月5日に仕込んだ松葉を今朝、ペットボトルに移しました。今回は2か月間、仕込んだバケツの蓋を開けて様子を見ることなく放置しました。密閉容器に仕込んだのではないので酵母菌が発生させる炭酸ガス破裂の心配は無かったです。

バケツを不用意に開けてしまうことの無いよう蓋にはビニールテープで簡単に封印し、さらにバケツごとに適当なビニール袋に入れ、テープで留めし放置してました。

気温の上がらない日が多かったのでほとんど毎日ストーブを焚いてた気がします。

バケツの蓋を開けたとたんに独特なエタノール臭が立ち上ってました・・・

バケツからボトルに移したら2リットルペットボトルが18本必要でした。
もし1日1回0cc飲むとすれば年分確保したことになる。


使用材料
洗浄前の松葉6キロ強
2リットルのペットボトル・ミネラルウォーターを15本(30リットル)
砂糖6キロ(水量の20%)

使用容器
容量10Lバケツ 6杯

松葉は1キロずつに分け、1キロぶんだけ通常通り刻み、もう1キロ分は大雑把にざくりと二つに切っただけ、他の4キロは洗浄しただけでバケツに仕込んでました。

刻んだか刻まなかったかの違い
刻んだ松葉はロウ質状の白い浮遊物(松脂?)が多い印象でした。
二か月放置して思うことは、松葉は刻まなくてもOK!と勝手に判断してます。
ペットボトルに移した溶液を見る限り大差はないです。

ロウ質状の白い浮遊物(松脂?)について採れたての松葉を煮詰めて飲む人たちもいるようですのでロウ質状の白い浮遊物を飲んでしまっても特に問題ないと考えてます。

1キロの松葉を4リットルと6リットルの水量に分けた結果について溶出する松葉の成分の濃度に違いが出ると考えてますが、目視でその違いは判らないです


ペットボトルに移した時点での濃淡の違いはバケツの上層溶液とと下層溶液の違いで、松葉本体の分解物が沈殿したのがバケツの底に溜まってたものがペットボトルに移されただけではないか?と考えてます。
どっちにしても目視でその違いは判らない。

バクテリアは繁殖するためにコロニーを作る(ちょっと語弊がありますが・・。)のでひょっとしたらぴーくすが「松葉の分解物」と言ってるものに酵母菌はたくさん取りついて集団の塊を形成してるはずです。

以前の経験で底のほうに溜まった分解物を他の(発酵が不活発な)ペットボトルに移すと活発に炭酸ガスを発生させるようになると判ってます。

今後の松葉酒の利用について松葉酵母菌が生成するアルコール度数は20%の砂糖溶液だとエタノールの生成は最大で7%くらい(計算上)だと考えてます。

松葉酒は松葉酵母菌が生成するエタノールによって松葉に含まれるアミノ酸24、5種類が溶出してます。
単純なアルコールではないようで、飲用量を増やすと胃壁などに与える負担は半端ではないです。

ぴーくすは「十二指腸潰瘍」と診断され現在治療薬服用中です。
潰瘍の痛みを感じる2日前から飲用量を5倍に増やしてたので直接の原因は飲み過ぎだと思います。

ちょっと前に、松葉酒を加熱してエタノールを飛ばしてみたのですが、難しいです。加熱前の重量を基準に蒸発したエタノール量を推測するのですが7%以上のエタノールが生成されてるようで、重量を7%以上減らしてもアルコール臭が消えないし、飲めばアルコールの存在が判ります。

酵母菌のエタノール生成能力は無酸素状態で33%程度らしいですが、松葉から溶出する有用成分の影響で生成能力以上にエタノールを生成してるんじゃないの?と考えたりしてます。

ストーブのとろ火で水が沸騰しない程度に加熱しアルコールを「飛ばす」試みはアルコールが消えないため失敗でした。
それに、ペットボトルに戻し放置したら赤っぽく変色してます。少量飲んだら変わり無い松葉酒でした。

松葉を煮詰め、エキスを抽出する方法もあるので、松葉酒を加熱する試みは「失敗」で済ませるわけにはいかない気もします。


潰瘍の治療が成功し十二指腸にできた(厳密には球部です)傷が消えればぴーくすはおそらく松葉酒の飲用を再開することを考えると思う。

飲用は一回で飲む量を厳守すべきだし「希釈」は必要かもしれない。成分が一定してないので「飲用量」と「飲用方法」を油断すると潰瘍になるはず。
厄介だけど慎重に取り組むしかないな~と考えてます。

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