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2013年3月7日木曜日

松葉発酵飲料(酒)松葉の採取とバケツからペットボトルへ

年末に仕込んだ松葉発酵飲料(酒)を先日の朝ペットボトルに移しました。
バケツ1杯4リットルを2杯。計8リットル。2リットルペットボトルで4本分です。
ほぼ二ヶ月間バケツの状態で放置してました。
仕込み時に水量に対して10%の砂糖を入れましたが、途中、甘味がすっかり消えてたのでさらに10%溶液を追加したので合わせて20%の砂糖溶液です。

酵母菌がエタノール(アルコール)を作り出す効率は非常に悪いそうで、20%の砂糖水溶液だと最終的には缶ビールより少し強いくらいの7度のアルコールが出来上がるようです。
酵母菌は活動エネルギーとして糖分を取り込み消費するので、当初は甘味があってもバケツからペットボトルに移す頃には甘味はすっかり消えてしまいます。

独特な松葉の香りと薄い緑に乳白色の混ざったような松葉発酵飲料(酒)・・・


かねてから計画していたのですが同日には次の仕込みの為に松葉を採取してきました。

今回は合計6キロの松葉を採集し10リットルバケツ6杯に仕込んでます。
松葉は乾燥重量で1キロずつに分け、洗浄し、前回同様に指幅1本分程度に切ったのですがこれは、量が増えると大変な作業です・・・。
バケツ1杯分は前回同様に刻んだのですが、2杯目からは洗い桶から掴みだしたままザックリと半分に切るだけで済ませました。たぶん指幅1本分程度に切り刻む作業は今後不要になると思ってます。
1杯分は全く切らないままでバケツに詰め込んで作業を済ませてます。

松葉に付いてる酵母菌が活動するためのエネルギー源になる砂糖の分量ですが、今回は水量1リットル(1キロ)に対して、20%の砂糖を加えてます。

水量は松葉の乾燥重量1キロに対して4リットルと1キロに対して6リットルの2通りを実行してます。
容量10リットルのバケツに1キロ分の松葉を入れると、その嵩量はバケツの高さ半分ほどまで嵩張ってしまいます。
これに6リットルの水量に対して20%の分量の砂糖を加えたので10リットルバケツでの水の高さはバケツについてる水量目安線の一番上付近まで上がってしまいました。
重量だけ見れば水6キロ、砂糖1.2キロ、松葉1キロの合計8.2キロですね!・・・重いわけです。

片麻痺のぴーくすにとってはそのバケツを床からテーブル上に引き上げるだけで精一杯でした。
情け無い思いしながらバケツの移動はすべて家内とせがれにやってもらいましたよ・・・。

今回、バケツの数は6杯、不用意に蓋を開ける事の無いようにビニールテープで封印し、さらに埃除けと集熱の意味で「黒」のゴミ袋に1杯ずつ入れ適当にまとめてもらいました。この状態で1ヶ月~2ヶ月、曇ってる日にはストーブに、日差しのある日には日光に当てる予定です。
外の気温が25度くらいになってくれたらストーブは不要ですけどねぇ・・・。

松葉に含まれる有効成分は酵母菌が合成するエタノール(アルコール)によって水中に溶出するのですが、どの程度のアルコール濃度で効率よく溶出するのかよく判って無いので、できるかぎり長期間、松葉を漬け込んでおかなければならないです。

ところで、血圧を下げる効果だけに関して言えばこれまで試飲を繰り返してきた結果から言わしてもらえば、
「血圧は下がりやすくなった」、
「拡張期血圧が降圧剤以外の作用で十分に下がるようになった」

と言えるかもしれないです。

ということは・・・血圧を下げる働きのある成分は比較的容易に解け出ていると言えますね・・・。
特定の成分はアルコールが低濃度であっても溶出してると・・・。

研究論文には34%のエタノールを使用した」とありますが、これは短時間で溶出させる為に34%だったのかな?とか考えてます。低い濃度のエタノールでも時間を経れば溶出するのかな?とか・・

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