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2013年2月16日土曜日

ぶん回し歩行は消せないの?

ぴーくすの場合、下肢の痙性が強く膝の動作が思うようにできない事が、ぶん回しの大きな原因であるし、ひょっとしたら骨盤回旋と深く関わってるのではないか?と・・・思ってます。

昨年10月頃に骨盤の右回旋を修正?するために取り組んできた「端座位での側方重心移動」ですが、最近では歩行時に骨盤が「捻れてる」自覚症状を感じなくなってます。

骨盤が「捻れてる自覚症状」 と は 歩行時には健側l脚を踏み出すと「イメージ通りの位置に健側の踵を突けない」とか、「健側脚を外側に踏み出してしまいバランスを保てない」などです。
腰掛けてる姿勢では両足を揃えると、左右の膝頭が揃わない。膝高の半分程度の低い椅子に座ると膝頭の高さが違うなど、目視で誰でも解るはずです。
ぴーくすは左片麻痺なので左側の内腹斜筋の緊張低下が続き、筋短縮⇒骨盤右回旋⇒麻痺側脚の股関節を伸展位から屈曲位に動作すると股関節は外転する。=ぶん回し歩行

ぶん回し歩行の成因には二つの現象があるということです・・・。

膝関節の痙性によって膝の屈曲、伸展運動がスムースにできないため、立位で股関節を伸展位から屈曲位に移行するのに大腿を外側に大きく振り回さなければ「歩く」という動作ができない。
したがって、初期のリハビリでは長下肢装具を装着して「ぶん回し」での歩行方法を指導されてきました。

分回しでの歩行方法によるリハビリと同時進行したのが、内腹斜筋の筋短縮による骨盤右回旋です。
退院してから10ヶ月近く経って気付き、4ヵ月後の今は右回旋は解消してます。

最近は「膝」の動きに意識してます。健常者の動作では股関節の動きと膝関節の動きがスムーズに連携してますが、片麻痺はそれぞれの動作に調和が無い。
現状では膝の動きを意識しなくなるとぶん回しに戻ってしまうはずだし、内腹斜筋を意識しなくなると骨盤が捩れてしまう。
意識するだけで維持できるはずは無いので「特定の動作」=「リハビリ」を継続するしかないですね~。

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