1月始めに長下肢装具の大腿支柱を外し短下肢で1ヶ月ちょっとの期間成り行きを見てきましたが、大腿二頭筋の腱?(お尻の付け根の部分?)の痛みが酷くなってきたので長下肢に戻す作業をしました。
直径4ミリ、長さ10ミリ程度の大型のマイナスドライバでしか廻せないように作られたボルトです。
ぴーくすは今年の初めにグリッププライヤを使い、外してました。長下肢に戻す作業は簡単。
ボルト穴を合わせて取り置きしてたボルトをグリッププライヤで締め直すだけです。
初めてこの大腿支柱用の小ボルトを弄ったときに気付いてたのですが、この小ボルトは強度を考慮して無い普通のボルト(軟鉄)です。
グリッププライヤでボルトの頭を挟んで締めるのですが、うっかり捻り切ってしまいました。
この小ボルト、大型のドライバで締め付ければ切れることは無いはずですが使い始めた頃に頻繁に緩んでたので強めに締め付けてました。今度はドライバではなくて楽に締め付けられるグリッププライヤで、です!
装具屋に連絡しようかと思いましたが、たったこれだけでわざわざ仕事を作るのは申し訳ないのでぴーくす自ら治しました。
この小ボルトは最大直径が3.9ミリで一見してミリねじのように見えましたがピッチゲージで見ると全く違うインチねじのようでした・・・。規格表で確認すると、該当のサイズが無い・・・どうやら特殊ねじらしい。
ちょっとトルクを高くすると簡単にねじり切れる特殊ねじって・・・??
ぴーくすの材料箱にはインチねじは一切無い。
M4と言われる首下(長さ)10ミリのプラスのナベネジがたくさん出てきたのでそのねじを転用しました。
とうぜん支柱のねじ穴のピッチは特殊なのでM4の0.7ミリピッチのボルトは使えない。
M4のタップでねじ山を切りなおしただけで済ませたけど締め付ける力が強すぎるとねじ山は崩れてしまうはず・・・。
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タップ中 |
装具をバイスに固定し、ボルトを挟んで廻し抜き取る。
M4タップでねじ穴を切りなおし。
組み立て。
たったこれだけの作業に1時間もかかってしまいました ・・・。
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