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2013年2月6日水曜日

モニターの修理完了!

先月22日に片腕だけでモニターの裏蓋を外す作業から始まりましたが今日、13時過ぎに裏蓋を閉め仮通電し、電源基板が正常動作した事を確認しました。
このブログは修理の終わったモニターを使用して書いてます。
電子部品の手配はネット通販、パーツ点数12点、費用509円、送料80円。 


それにしても片腕は不便ですね~;;

基板から部品を外す簡単な事がスムーズにできないんですよぉ!
今回のモニタの不調は平滑回路のコンデンサの劣化/容量抜けですが、そのコンデンサを外す作業に工夫が必要でした。
基板とコンデンサの隙間に差し込んだバールでそのコンデンサを基板から引き離す作業が容易ではない。
コンデンサは直径10ミリ、高さ15ミリ程度なので”バール”は極小サイズですよ!通常のバールもハガネでできてるのですが、極小サイズのバールは身近にない?
あるんですよね~ハガネ素材の身近なアイテム・・・・

ヘアピンですよ!ぴーくすはヘアピンの先端をヤスリで削ってコンデンサと基板の隙間に差し込めるようにしました。
差し込んだヘアピンを基板に固定すると、コンデンサには基板から引き離されるような”力”が常にかかるようになる。(固定ってヘアピンを基板に押さえつけて事務用のクリップで挟むだけです)


その状態でハンダを溶かすとコンデンサは基板から離れる。

たったそれだけの作業ですが両腕使えるなら、そんな面倒な手順は不要ですよ・・・。

新規のコンデンサを基板に差込み、ハンダ付けするのも片腕では不便ですね~

ハンダコテを口に咥えて作業できるように検討してましたが、ハンダから立ち上る煙に接近しすぎるので中止してます。
気化した鉛は身体に悪いです。気化した鉛を吸い込んで胸焼けのような症状が出るのは初体験です。

ハンダのコイルケースを直接口に咥えての作業も結局は同じなので両腕を使う作業を再現するような方法は当面封印です。

基板ランドのサイズ以下にハンダの長さをカットして、あらかじめリードに沿わして置きこてで暖める方法を取りました。

↑40年以上もハンダ付けしてますが、片麻痺にならなければ思いつかない事ばかりでした。
壊れてしまってた古いテスターですがダイオードと抵抗が焼けてたのを交換したのですが、見落としがあるようでまだ修理できてません。単純で大雑把な構造の部品配置の基板なので侮って取り組んだのがいけなかったようです。

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