長下肢装具から短下肢装具に変更しうまくいった経緯
最近になってやっと長下肢装具から卒業できたような印象を受けてます。
短下肢に変更する度に完全伸展することによる膝に与える負荷からくる痛みの不安がありました。
長下肢装具を使ってる限りは過伸展防止装置(ストッパー)で保護されるので痛みへの不安は無いですが、長下肢装具を使い続けることによって下腿の内外旋の動作が制限されるので長期間使い続けてたら下腿を自在に動かせる回復のチャンスを逃がしてしまうはずです。それに長下肢装具を鬱陶しく感じてました。
ですが、いざ短下肢に変更すると膝の拮抗筋がまだまだ不十分なためあっというまに過伸展を繰り返し膝裏痛のようなものを感じ短下肢を使い続ける事に不安が出て、こっそり長下肢に戻してました。
拮抗力が出てきたことよりも膝が受ける負荷への慣れも必要です。
ぴーくす流に言えば「ストレス痛への慣れ」ですね。
家にいる間は完全に「装具を使わない」ことが日常生活の中で膝への負荷に慣れてしまうきっかけになったようです。
ほとんど同時期に「室内杖」も使わなくなってました。
長下肢使ってると装具任せの膝の使い方になってしまい無意識では完全伸展の姿勢が多かった気がします。
長下肢装具は楽なんですよ!
悪く言えば長下肢装具を使い続けてると膝の拮抗筋を正常な状態に近づけるチャンスを失ってしまう」ということだと思います。
家の中で「装具無し」と「杖不使用」に徹したことはぴーくすにとっての今年最大の成果かもしれないです。
杖の話を出したついでに書きますが、杖離れのきっかけになったのは内腹斜筋の機能正常化です。
このブログで端坐位側方重心移動ってやつを書いたのは昨年の十月ころですかね?
あれから早くも一年経過していつの間に骨盤右回旋が修正され歩行での安定性が増してます。
以前は健側の右脚を前に出すたびに「見えない力」で右斜め前方に足を踏み出させられてバランスを大きく崩してしまいそうな日々が続いてました。
内腹斜筋が正常に近くなって(まだまだ正常ではないと思い込んでます)杖無の歩行は自然に達成できてますが、実用的な歩行はまだまだです。
今後さらに腰回りの安定感と膝の拮抗力が向上することを期待したいです。
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