2013年11月26日火曜日
本態性高血圧症とインスリン分泌
何が原因で高血圧を発症してるのか良く解らないまま対症療法としての降圧剤の服用やその他の根本的な解決に繋がりそうな食事療法のような「もの」を取組んできました。
そのような食事療法のようなものによって血圧が上昇しにくい体質に変わった気がしないでもないです。
ところが、何が原因の高血圧なのか全く解ってなかったのでその対応も確信とか確証を掴んだものではなかったですね!
最近「断糖食」という食事療法を知る機会があり、その過程で辿り着いたのが「減」糖食です。
減塩食では無いですよ・・・・・・
断糖食とは炭水化物、繊維質、糖質を含んだ食物、飲み物を完全に摂り込まない食事療法です。
大雑把にいえば御飯、野菜、ジュース、お菓子はダメってことです。
主食の御飯がダメで代わりに肉、魚、卵(鶏卵)などタンパク質を「好きなだけ」食べる食事療法です。
断糖食については一切ご飯を食べないとか、主食をタンパク質に限定するとか、揚句は嗜好品を制限し糖を含んだものは一切摂らないとか、アルコールは蒸留酒以外はダメ・・・そんな厳密な制限はぴーくすには到底無理。
ご飯を食べない事だけで家庭不和。
肉、魚、卵などタンパク質なら食べる・・と言うだけで家庭不和。
完全な断糖食は同居者の理解と協力が必要ですよ!
ぴーくすの場合は断糖食の大よその全容を解ったうえで断糖食は単独でも協力者が居ても「継続して続けることは無理がある」と判断しました。
当然ですがこの断糖食はパーフェクトに実施すると糖尿病の対症療法に必要なインスリンさえも不要になります。
ぴーくすの高血圧症はどうでしょうか?
ぴーくすの現状の体質とかその他の高血圧症になりうる要因を勘案すればパーフェクトな断糖食は必要ないけど減糖食「もどき」で試してみたい。
突然「食べないよ!」宣言は波風起ってしまうので一週間かけて、特に家内に食事内容だけを宣伝し続けました。
これまで通り御飯を食べるのは朝だけ、昼はゆで卵だけ、夜は用意されたおかずだけ、ご飯は要らない。
完全に断糖食とはかけ離れてますが毎食の御飯の量は以前から減量のために70グラムで済ませていて、昼と夜で摂るはずの合計140グラムの御飯の量を省略したことになります。
発症時からのエネルギーコントロール食の御飯の量に胃袋は慣れてしまってるし、若いころから飽きるほど噛んで胃袋に落とす癖がついていたので空腹感とか食べたりないとか無いです。
御飯70グラムは実はつい二か月前から実施してるものでそれ以前は100グラム摂ってました。当然「おかわり」は無し。
先日、減糖食「もどき」を開始し、翌朝さっそく血圧が充分に下がってる現象を経験したことによってこの「もどき」を続ける気になってます。
ぴーくすの場合御飯を完全に止めないで二食分の御飯を他の代替可能な食材、「タンパク質」、「肉、魚、卵など」に置き換えるだけで血圧は上昇しなくなってます。
当然代替した蛋白質が血圧を下げたのではなく、糖質を減らしたら、血圧は上がる必要が無くなったということです。
キーワードは膵臓から分泌されるインスリンの挙動です。
インスリン分泌による高血圧症のからくり
炭水化物摂取:
↓
食後血糖上昇
↓
原因不明だが正常なインスリン分泌ではなくインスリン分泌過多によるインスリン抵抗性増大
↓
高インスリン血症による血中ナトリウム増大
↓
血圧上昇
ということですが、なぜ朝だけご飯食べるの?って・・
食べたご飯はすぐに日中のエネルギーとして体内で利用されるからです。夜食べてしまうとブドウ糖として筋肉に蓄えらます。
今回この減糖食「もどき」に取り組んで一番の朗報は血圧が上がらなくなったことでは無いです。
寒くなると皮膚の乾燥による掻痒感が酷くたびたび悩まされてました。
春先に耳鼻科の医師から処方してもらったアレルギー治療薬を今月に入って初めて飲んだところ、下肢の痒みが消えたので::::食べ物か何かが原因のアレルギー::::だと考えてました。
まさかお米が原因とは考えもしなかったですが、耳鼻科でのアレルギー検査では幅広く陽性反応が出ていて「稲」が挙がっていたのを記憶してます。
要は炭水化物がアレルゲンですね。
夕方に食べた御飯はブドウ糖に転化され翌朝の歩行で使う下肢の筋肉に蓄えられたのかな?
しっかりアルコール飲んだり御飯いっぱい食べた深夜は痒みが酷くて睡眠不足気味でした。
減糖食「もどき」を始めた当夜からパッタリと痒みは出ないです。
これはぴーくす的には朗報!
原因のはっきりしない本態性高血圧症ですが、成り行きによっては降圧薬を減らせるかもしれないと考えてます。
現在アムロジピン5mg(朝夕2.5mgずつ)、アーチスト20mg(朝夕10mgずつ)、オルメテック30mg(朝20mg、夕10mg)を服用してますが容量、剤種共に縮小できれば嬉しいですね。
先急ぐことでは無いので、減糖食(もどき)を続けながら成り行きを見たいです。
嗜好品としての菓子類、ビールの類は今のところ減糖の対象にはしてないですが朝だけの御飯一善70gは今後も減糖の対象にはしない つ も り です。
根菜も含め野菜類、果物も一切対象にしない。御飯二食分の140g減らし、代わりにタンパク質を主食に置き換えるだけです。
ぴーくすの食事量では昼間はゆで卵3個も食べれば充分な気がします。
それにしても、たったの70グラムの糖質を摂らないだけで翌朝の血圧値が適正値以下なのと、アレルゲンとしての糖質はインスリンの分泌量で相関関係があるのかも?
逆に考えればぴーくすの場合、通常の大人の食べる御飯の量の三分の一食べるだけで血圧上昇の下地をこしらえてると考えてるので通常の食生活のためにインスリンの分泌を抑える薬を利用すれば掻痒感も血圧上昇も解消する気がしてます。
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